平成26年度 全国選抜バスケットボール選手権 宮崎県予選会 女子
平成26年度 全国選抜バスケットボール選手権 宮崎県予選会 女子
【日程】平成26年9月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)
【会場】宮崎市内高校体育館 他
全国への切符をかけて夏の覇者延岡学園と巻き返しを図る小林の決勝は史上まれにみる好ゲームとなった。この一年間2強の争いはほぼ互角、この2チームの争いが宮崎の女子のバスケットのレベルをかなり上げていた。勝負は終盤、夏井のシュートで同点に追いついてオーバータイムに持ち込んだ小林が勝利した。バスケットの楽しさと、高校生の精いっぱいの努力の総決算のように思えたこのゲーム、たくさんの戦ってきた仲間の思いも背負い小林には全国でも上位進出を目指して戦ってもらいたい。
女子
1回戦
福島 10-135 都農 日向 33-61 宮崎大宮
飯野 59-47 高千穂 宮崎西 108-21 日南
延岡星雲 45-46 宮崎北 高鍋 27-83 小林秀峰
鵬翔 58-45 延岡 佐土原 36-43 都城商業
2回戦
延岡学園 132-30 都農 泉ヶ丘 163-2 ウルスラ
日向学院 50-75 富島 宮崎大宮 75-38 宮崎農業
宮崎商業 109-36 飯野 西都商業 29-135 都城西
宮崎学園 65-57 日南振徳 宮崎西 39-91 日章学園
宮崎南 90-31 宮崎北 宮崎第一 50-40 都城東
高城 0-20 宮崎日大 小林秀峰 57-60 都城農業
妻 69-63 鵬翔 宮崎工業 31-78 本庄
門川 22-65 延岡商業 都城商業 24-142 小林
3回戦
延岡学園 101-40 泉ヶ丘 富島 55-90 宮崎大宮
宮崎商業 105-34 都城西 宮崎学園 25-103 日章学園
宮崎南 93-21 宮崎第一 宮崎日大 57-91 都城農業
妻 71-53 本庄 延岡商業 48-130 小林
準々決勝
延岡学園 104-39 宮崎大宮 宮崎商業 64-66 日章学園
宮崎南 82-62 都城農業 妻 21-140 小林
準決勝
延岡学園 99-54 日章学園 宮崎南 34-100 小林
決勝
延岡学園 79-85 小林
1P 18 : 28
2P 19 : 11 ( 37 : 39 )
3P 21 : 12 ( 58 : 51 )
4P 12 : 19 ( 70 : 70 )
OT 9 : 15 ( 79 : 85 )
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79 : 85
決勝は順調に勝ち進んだ2強、延岡学園と小林の対戦に。序盤小林は速攻からアウトサイドのシュートを立て続けに決め一気にリードを奪う。延岡学園もインサイドのアラムの高さを使った攻撃を試みるが小林のディフェンスは厳しくなかなかボールが入らない。アラムもこれに焦りファールを2つもらったところでベンチに。しかしここから流れは変わり、延岡学園は小林夏井にマークをつけ、ボールの起点を封じると一気に得点差は詰まり前半は小林が1点のリードで終了。
後半に入るとアラムをコートに戻した延岡学園がリズムをつかむ。森の3ポイントも決まりリードを広げた延岡学園だったが、試合が終盤に進むにつれて選手の動きが少しずつ重くなり、これに対して追いかける小林は4P終盤一気に得点差を詰める。残り1分弱2点のリードの延岡学園だったが残り5秒のところのボール回しの場面で小林のプレッシャーに負けボールを奪われる。小林はタイムアウトをとり最後の攻撃に。ボールを夏井に回すと、延岡学園のディフェンスの一瞬の粋を突きシュートを放ち、そのボールがゴールに吸い込まれ同点に。試合はオーバータイムに。延長戦は小林がボールをしっかりと回し、シュートを決めリードを奪ったのに対して、延岡学園も森のシュートなどで必死に食らいつくが3点の差がなかなかつまらない。最後までリードを守り切った小林が85-79で勝利し全国大会への切符を手にした。
後半有利に試合を進めていた延岡学園だったが、選手を入れ替えながら小林に対して、スタートの3年生3人はほぼフルタイムで出場、終盤動きが重くなったのに対して、小林は最後のところでも安定したプレーをみせた。前半のアラムのファールトラブルが大きかったのだが、それ以上に選手たちを信じて、使い切った小林のベンチワークが最後のところで勝利をつかむポイントとなった。ウインターカップ出場を決めた小林、例年以上にハイレベルな戦いを制し進む全国大会で上位進出が期待される。
3位決定戦
日章学園 71-46 宮崎南
結果
優 勝 小林
準優勝 延岡学園
第3位 日章学園
第4位 宮崎南