オリックス・バファローズ2025春季キャンプ①
今年もたくさんのファンが来場し賑わうオリックス宮崎春季キャンプ。キャンプも中盤、パリーグ3連覇から昨シーズンは故障者が続出し5位となったが、岸田護新監督を迎え今キャンプから派遣奪還を目指すオリックス・バファローズの新入団選手と育成から支配下を目指す選手たちににスポットを当て紹介します。
オリックス・バファローズ宮崎春季キャンプ
A組
日程:2025年2月1日(土)~2月24日(月)
※2月26日(水)、27日(木)、3月1日(土)、2日(日)はSOKKENスタジアムにて球春みやざきベースボールゲームズ開催
場所:宮崎市清武総合運動公園(SOKKENスタジアム)
休日:2025年2月5日(水)、10日(月)、14日(金)、18日(火)、21日(金)、25日(火)
B組
日程:2025年2月1日(土)~3月2日(日)
場所:宮崎市清武総合運動公園(清武第2野球場)
休日:2025年2月5日(水)、10日(月)、14日(金)、18日(火)、21日(金)、25日(火)
木挽BLUE Presents 2025プロ野球オープン戦2DAYS
【宮崎市生目の杜運動公園】
日時 :2025年2月22日(土)開場11:00 試合開始13:00
カード :福岡ソフトバンクホークス(3塁側)VS オリックス・バファローズ(1塁側)
会場 :宮崎市生目の杜運動公園 アイビースタジアム
【宮崎市清武総合運動公園】
日 時 :2025年2月23日(日)開場11:00 試合開始13:00
カード :オリックス・バファローズ(1塁側)VS 福岡ソフトバンクホークス(3塁側)
会 場 :宮崎市清武総合運動公園 SOKKENスタジアム
新入団選手
新外国人選手
ディアス(54)(3Aラスベガス・野手)
2023年のWBCではコロンビア代表、広角に打ち分ける能力とパンチ力のある打力に期待。実戦でも徐々に存在感を増してきている。
オリバレス(36) (メッツ・野手)
ベネズエラ出身、メジャー通算285試合で打率・254、29本塁打、96打点の成績を上げる。キャンプ合流時期は未確認。
移籍選手
九里亜蓮(22)(広島・投手)
多彩な変化球と力のある貯級が武器、球界を代表するタフネス右腕。独自の調整方法でキャッチボール時にはアメリカンフットボールの球を使うことも。オリックス先発陣の柱として期待。
本田圭佑(60)(西武・投手)
多彩な変化球が武器の右腕。新天地で過去3年間100登板を超える中継ぎのスペシャリスト。オリックスでも粘り強いピッチングが期待される。
新人選手
今年も多彩なメンバーが入団したオリックスの新人。即戦力野手麦谷を筆頭に経験豊かな社会人から投手、高卒では将来性豊かな未来のエース候補山口。育成ドラフトでも個性豊かな選手たちが入団した。今回はそんな選手たちを紹介。
ドラフト
1位 麦谷祐介(8) (富士大学・外野手)
俊足・好打の外野手として期待されるドラフト1位ルーキー。競争激しいオリックス外野陣の争いの中、キャンプでステップアップし、開幕一軍を目指す。
2位 寺西成騎(13)(日本体育大学・投手)
大学侍ジャパンでも活躍。ブルペンでは主力投手陣と並び切れのある球を投げ込んでいた。
3位 山口廉王(47)(仙台育英学園高・投手)
150㎞を超すストレートが武器の高卒ルーキー。しっかりと経験を積み体を作り将来のエースに。
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4位 山中稜真(50)(三菱重工East・捕手)
捕手登録ながら外野の守備にもチャレンジ。パンチ力のある打撃にも期待。即戦力ルーキーの開幕一軍が期待される。
5位 東山玲士(45)(ENEOS・投手)
多彩な変化球と150Kmを超えるストレートが武器の右腕。さらなる成長をみせて貴重な戦力に。近年活躍が目立つオリックスドラフト下位組の社会人即戦力投手だけに期待値は高まる。
6位 片山楽生(49)(NTT東日本・投手)
社会人野球の名門NTT東日本から入団の右腕。5位東山と同様、キャンプで存在感を表し即戦力の期待がかかる。
育成ドラフト
1位 今坂幸暉(051)(大阪学院大学高・内野手)
2位 清水武蔵(052)(栃木ゴールデンブレーブス・内野手)
3位 上原堆我(053)(花咲徳栄高・投手)
4位 寺本聖一(054)(広島経済大学・外野手)
5位 田島光祐(055)(信濃グランセローズ・捕手)
6位 乾健斗 (056)(霞ヶ浦高校・投手)
支配下をめぐる争いに注目
支配下をめぐる争いは新入団選手、他チームからの移籍組が加わりさらに激しい争いが繰り広げられそう。宮崎出身の 横山 楓 も勝負の年を迎え、順調な仕上がりをみせている。
投手
横山 楓(123)(セガサミー・投手)
昨シーズンはウエスタンリーグのセーブ王を獲得するなど2軍での活躍が目立ったが一軍での登板はなかった。悔しさをばねに地元宮崎で支配下への復帰、一軍での登板を期待したい。
小野 泰己(130)(阪神・投手)
支配下への復帰を目指す右腕。ストレートの伸びもよくキャンプ序盤から調子の良さが目立っていた。
入山 海斗(032)(東北福祉大・投手)
速球と変化球のコンビネーションで昨シーズンも支配下昇格が期待される中、二軍での好成績を重ね、今年は支配下登録を目指す。
前 佑囲斗(128)(津田学園高・投手)
速球が武器で昨年の支配下から再び育成も、奪三振率の高さからも今年の再昇格が期待される。経験を活かして今シーズンは1軍定着も。
野手
遠藤 成(124)(阪神・野手)
昨シーズンは阪神で2軍で最高出塁率のタイトルを取るなど活躍も、支配下昇格はならず、今シーズンはオリックスと育成契約を結んだ。器用さを武器にオリックスでは様々な場面での活躍が期待される。
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宜保 翔(153)(2Aサンアントニオ・野手)
昨季は故障もあり出場試合数は激減しオフには育成選手を結んだが、7オリックス内野陣では欠かせないユーテリティープレイヤー。昇格が期待される。
デール(125)(2Aサンアントニオ・野手)
2023年のWBCではオーストラリア代表、今キャンプでテスト生として参加し、育成契約を結んだ。