10月21日（月）～10月26日（土）の日程で「第2回プレミア12」に出場する為、侍ジャパンがサンマリンスタジアム宮崎で事前合宿を行った。日本シリーズ対戦中の福岡ソフトバンクホークス、読売巨人軍の選手を除く16名の選手が参加。宮崎で開催中のフェニックスリーグ参加中の北海道日本ハムファイターズ・オリックス・バファローズとの練習試合を行った。期間中は県内外からたくさんのファンが訪れた。

侍ジャパン宮崎キャンプ2019

日程：2019年10月22日(火)～26日(土)
会場：サンマリンスタジアム宮崎
プレミア12　野球日本代表侍ジャパンオフィシャルサイト：http://www.japan-baseball.jp/jp/games/2019premier12/

参加選手

投手

11　岸孝之　楽天
13　山岡泰輔　オリックス
19　山崎康晃　DeNA
21　今永昇太　DeNA
22　大野雄大　中日
43　山本由伸　オリックス

注目は都城高校出身の山本由伸、リーグトップの1.95で最優秀防御率のタイトルを手にしての今合宿。侍JAPANではセットアッパーとしての起用が予定されている。

捕手

27　会沢翼　広島

内野手

1　山田哲人　ヤクルト
2　源田壮亮　西武
3　浅村栄人　楽天
4　菊池涼介　広島
5　外崎修汰　西武

外野手

8　近藤健介　日本ハム
34　吉田正尚　オリックス
51　鈴木誠也　広島
55　秋山翔吾　西武

本県でキャンプを行うソフトバンク、巨人の選手が不在にもかかわらず、残りの1軍キャンプを行う、西武、広島、オリックスの選手が数多く選出されている。また前所属が西武の岸、浅村の2名の選手も宮崎県民にとってはなじみの深い選手で、期間中はスタンドからも温かい声援が送られていた。

侍ジャパン vs オリックス

10月26日（土）試合開始 12:30 サンマリンスタジアム宮崎

オリックス000 000 1 1
侍ジャパン020 001 0 3

バッテリー

オリックス　本田、鈴木優、漆原、神戸、田嶋 – 頓宮
侍ジャパン　今永、大野、山岡 – 會澤

本塁打

オリックス　なし
侍ジャパン　鈴木（2回ソロ）

 

試合は2回裏鈴木の本塁打で先制した侍ジャパン、この回會澤のタイムリー二塁打で追加点を奪った。先発今永が3回無失点、2番手大野も2回無失点と貫禄のピッチング。6回裏に押し出しで侍ジャパンが1点を追加。7回表3番手山岡がオリックス頓宮の犠牲フライで1点を返されるが試合はそのまま７イニング制で行われたため3-1で侍ジャパンが勝利した。オリックスも来季を見据えて田嶋が7回に登板するなど見所いっぱいの試合となった。

※今日の試合は打順は10番まで回して打席機会を均等にするなど特別ルールで行われた。

北海道日本ハム vs 侍ジャパン

10月25日（金）試合開始 12:30 サンマリンスタジアム宮崎

侍ジャパン 000 302 2 7
日本ハム 000 000 0 0

バッテリー

侍ジャパン　岸、山本、山﨑 – 會澤
北海道日本ハム　田中瑛、北浦、吉田輝 – 清水、田宮

本塁打

侍ジャパン　鈴木（7回2ラン）
北海道日本ハム　なし

 

4回表吉田のタイムリー二塁打、外崎のタイムリー、會澤のタイムリー二塁打で侍ジャパンが3点を奪うと、先発岸も4回無失点と好投、6回表日本ハム注目のルーキー吉田から源田のタイムリー二塁打で追加点を奪った。侍ジャパン2番手山本も2回無失点と地元ファンの声援に応えると、7回表には鈴木の2試合連続の2点本塁打で大きくリードを広げた。この試合も特別ルールで7回制となっていたため、最終回となった7回裏は抑えの山崎が無失点で抑え7-0で侍ジャパンが勝利した。

6日間の日程を終え沖縄へ移動した侍ジャパン、世界一奪還を目指した戦いが宮崎から始まった。