B.LEAGUE EARLY CUP 2019
4年目を迎えたBリーグ、開幕を前に3日間で行われたBリーグアーリーカップ2019、関東、関西、西日本を取材。今回は県内ゆかりの選手を中心にリポートする。
アーリーカップ関東
会場:船橋アリーナ
1日目
1回戦
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTO 9.14 13:00 TIP OFF
宇都宮ブレックス83-77横浜ビー・コルセアーズ
「日本バスケットボール界をリードするチーム」というビジョンを掲げるチームとして、宇都宮ブレックスとチーム名称変更。この試合、田臥勇太の出場はなかったが、ワールドカップから帰ったばかりの比江島慎が登場。ジェフ・ギブス、ライアン・ロシターの両外国人選手と共にスタートに名を連ねた。これに対し横浜ビー・コルセアーズはオフシーズンには宮崎でクリニックを行ってくれた田渡 凌、千葉ジェッツから移籍して注目のアキ・チェンバースらが出場。試合は終盤までもつれたが宇都宮がロシターのインサイド、田原 隆徳の3Pなどで得点を重ね83-77で勝利した。
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTO 9.14 15:40 TIP OFF
川崎ブレイブサンダース66-74サンロッカーズ渋谷
惜しくもワールドカップの出場はならなかったが、チームのエースとして活躍が期待されるサンロッカーズ渋谷ベンドラメ 礼生はベンチからのスタート、昨シーズンで現役を引退し今年からアシスタントコーチとしてのスタートを切った清水太志郎コーチの姿もあった。川崎ブレイブサンダースは日本代表のファジーカス・ニック、篠山竜青らが欠場。試合は渋谷が粘り強いディフェンスと新加入のセバスチャン・サイズの20得点の活躍で渋谷が74-66で競り勝ち準決勝に駒を進めた。ベンドラメは25:57の出場で14得点。
2日目
5位決定戦
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTO 9.15 13:00 TIP OFF
川崎ブレイブサンダース76-71横浜ビー・コルセアーズ
準決勝
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTO 9.15 15:40 TIP OFF
千葉ジェッツ75-84宇都宮ブレックス
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTO 9.15 18:20 TIP OFF
サンロッカーズ渋谷69-77アルバルク東京
3日目
3位決定戦
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTO 9.16 13:00 TIP OFF
千葉ジェッツ85-73サンロッカーズ渋谷
決勝
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANTO 9.16 15:40 TIP OFF
宇都宮ブレックス82-78アルバルク東京
アーリーカップ関西
会場:おおきにアリーナ舞洲アリーナ
1日目
1回戦
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANSAI 9.14 14:00 TIP OFF
大阪エヴェッサ102-63西宮ストークス
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANSAI 9.14 17:00 TIP OFF
バンビシャス奈良102-80滋賀レイクスターズ
2日目
準決勝
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANSAI 9.15 14:00 TIP OFF
バンビシャス奈良66-91琉球ゴールデンキングス
3連覇を目指して沖縄からのブースターもたくさん訪れた準決勝第一試合、奈良のチアも参戦、会場は公式戦のような雰囲気の中試合が始まる。アンドリュー・フィッツジェラルドをはじめ多くの新加入選手がスターターに名を連ねた奈良は昨日B1の滋賀に勝利しアグレッシブなディフェンスで格上琉球に挑んだ。琉球は新外国人選手デモン・ブルックスの26点、ジョシュ・スコットの18点とインサイドで得点を重ねた琉球が91-66で勝利し決勝に進出した。
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANSAI 9.15 17:00 TIP OFF
大阪エヴェッサ77-78京都ハンナリーズ
大阪が第1Pにリチャード・ヘンドリックスの活躍などで30得点を奪いリード。京都も延岡学園出身の永吉 佑也、ジュリアン・マブンガ、デイヴィッド・サイモンの高さを活かしたバスケットで徐々に得点差を詰めると、4P中盤松井の3ポイントで逆転。その後接戦は続いたがマブンガのゴールで逆転をした京都が逃げ切り78-77で勝利した。
3日目
3位決定戦
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANSAI 9.16 12:00 TIP OFF
大阪エヴェッサ95-73バンビシャス奈良
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 KANSAI 9.16 15:00 TIP OFF
京都ハンナリーズ73-61琉球ゴールデンキングス
アーリーカップ西日本
会場:飯塚第一体育館
1日目
1回戦
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 NISHINIHON 9.14 16:00 TIP OFF
ライジングゼファー福岡96-88香川ファイブアローズ
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 NISHINIHON 9.14 19:00 TIP OFF
広島ドラゴンフライズ89-73愛媛オレンジバイキングス
2日目
5位決定戦
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 NISHINIHON 9.15 13:00 TIP OFF
香川ファイブアローズ93-79愛媛オレンジバイキングス
準決勝
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 NISHINIHON 9.15 16:00 TIP OFF
ライジングゼファー福岡75-88熊本ヴォルターズ
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 NISHINIHON 9.15 19:00 TIP OFF
島根スサノオマジック76-74広島ドラゴンフライズ
3日目
3位決定戦
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 NISHINIHON 9.16 13:00 TIP OFF
ライジングゼファー福岡60-80広島ドラゴンフライズ
序盤から広島がグレゴリー・エチェニケ、トーマス・ケネディの得点を奪うと延岡学園出身の 岡本 飛竜も4分過ぎにコートに入ると、25-7と広島がリードを広げ1Pが終了。地元の声援にこたえたい福岡も 石谷 聡の8得点などで2Pは互角の戦いをみせた。試合は後半選手をかえながら試合を進めた広島が80-60で勝利した。岡本は試合途中、けがのためベンチに、4P終盤には再びコートに立ち3ポイントを決めるなど最後に意地を見せた。
決勝
B.LEAGUE EARLY CUP 2019 NISHINIHON 9.16 16:00 TIP OFF
熊本ヴォルターズ68-59島根スサノオマジック
昨シーズンは昇格ならなかったものの今季こそは悲願のB1を目指す熊本、注目の小林高校出身の小林 慎太郎はベンチから、島根の宮崎工業出身の相馬卓弥は怪我のためメンバー入りせず試合は始まった。熊本は会場を訪れたたくさんのブースターの声に押され序盤からリードを奪う。1P残り3分で小林が入るといきなり3ポイントを決める。3Pには島根も3点差まで迫ったが熊本はB1島根を相手に最後まで運動量を落とさず逃げ切りアーリーカップ連覇を飾った。
3日間12チームの試合をみることができたがバスケットボールの盛り上がりを感じ、それぞれのチームのブースターを含め様々なバスケットボールの楽しみ方を学ぶことができた。県内出身の選手の活躍もあり、今期のBリーグも宮崎県出身、ゆかりの選手を含め目を離すことはできないと感じた。