SPRING TRAINING IN MIYAZAKI 2018 オリックス・バファローズ
宮崎のキャンプシーズンも終了、開幕が近づく中、オリックス・バファローズのキャンプを振り返ってみました。宮崎キャンプ4年目を迎え宮崎でのファンも増えていくオリックスの戦力についてリポート。
SPRING TRAINING IN MIYAZAKI 2018
オリックス・バファローズ
期間:2018年2月1日~3月1日
会場:宮崎市清武総合運動公園(SOKKENスタジアム・清武第2野球場)
オリックス・バファローズ公式ページ:https://www.buffaloes.co.jp/
投手
まず注目は都城高出身で2年目のシーズンを迎える山本由伸(43)投手。球春みやざきベースボールゲームズでの登板など150㎞を超えるストレートを投げ込み、大きな存在感を見せた。今シーズンは先発ローテーション入りが期待される。
ブルペンから実戦形式のメニューでも力のある球を投げ込んでいた都城商業高校出身の金田和之(58)投手、阪神から移籍して2年目、昨シーズンは34登板で4勝、苦しい戦いの中ブルペンを支えた実績からも今シーズンは昨年以上の成績が期待される。
順調な仕上がりを見せたのが先発3本柱の金子千尋(19)投手、西勇輝(21)投手、ディクソン(32)投手、昨年25勝に終わった3投手の2桁勝利が優勝へのカギとなるはず。
今期の新戦力はアルバース(27)投手、待望の左腕、コントロールよく切れのある球を投げ込んでいた。日本の野球に合いそうな安定感のあるピッチングに期待。
ドラフト1位ルーキー田嶋 大樹(29)投手、先発ローテーション入りも期待される左腕。切れのある球が魅力で開幕からいきなりの期待がかかる。
メジャー移籍したストッパー平野投手に替わる守護神として期待がかかる増井浩俊(17)投手。通算110セーブ、153ホールドをあげたベテランが今シーズンの最終回を締める。
今年のキャンプもやはり圧倒的な投げ込みを行っていたのが佐藤達也(15)投手、ここ数年の悔しさをバネに力強い球を投げ続けていた。同じくベテランの比嘉幹貴(35)投手、岸田護(18)投手とともに復活が優勝のカギを握る。
開幕予想ローテーション
金子 アルバース ディクソン 西 田嶋 山本
野手
捕手
激戦のハイレベルな正捕手争いは今年も続きそう。実績十分の伊藤光(22)捕手、若月健矢(37)捕手の二人に新人の西村凌(25)捕手、打撃が魅力の伏見寅威(23)捕手らが正捕手の座を狙う。
内野手・外野手
打線の中心は故障で出遅れたもののシーズン後半に大活躍を見せた吉田正尚(34)外野手。キャンプ中にはライトの森の中に消えていくようなホームランを打つなど、今シーズンは日本を代表するスラッガーへの成長が期待される。
若き主砲の前後を固めるのがロメロ(9)外野手、マレーロ(12)内野手の二人、シーズンを通じての活躍で吉田正選手ととの3人で100本を超える本塁打を期待したい。
昨シーズンは体調の問題で本来の活躍をみせることができなかった安達了一(3)内野手、新人の福田周平(4)内野手ら若手が台頭する中、チームリーダーの復活がオリックス守備陣の要となる。
外野守備にも挑戦するなど今キャンプ一番注目されたのが宗佑磨(6)内野手、オープン戦でも本塁打を重ねるなどこれからのオリックスを背負っていくであろうスター候補。今シーズン1番の注目選手。
長いシーズンを乗り越えるためにはやはりベテランの力も重要、中島宏之(1)内野手は今季実戦初打席で本塁打を放った。小谷野栄一(31)選手とともに今年も活躍を期待したい。
開幕予想オーダー
1 宗 中
2 安達 遊
3 吉田正 右
4 ロメロ 指
5 中島 三
6 マレーロ 一
7 T-岡田 左
8 西野 二
9 伊藤 捕
今シーズンは宮崎では初めてとなる公式戦も8月に開催されます。日本一を目指し開幕を迎えるオリックス・バファローズに注目していきたい。
オリックス・バファローズ公式戦
開催日:2018年8月28日火曜日
時 間:18時30分試合開始
場 所:KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎