11/18 ダンロップフェニックストーナメント 3R
ダンロップフェニックストーナメント3日目、昨日首位のブルックス・ケプカ選手がスコアを7伸ばし、-16で2位に4打差をつけて独走態勢に入った。直接対決で注目の集まった松山英樹選手はイーブンパーでスコアを伸ばせず-8で6位に後退。2位には李尚熹選手、米ツアー新人王のザンダー・シャウフェレ選手が-11で3位に浮上した。宮崎県勢の香妻陣一朗選手は-2で27位タイ。明日も8:00からFinal Roundが行われる。
2017ダンロップフェニックストーナメント
主催:住友ゴム工業 フェニックス・シーガイア・リゾート 毎日放送
後援:宮崎県 宮崎市 日本ゴルフ協会 九州ゴルフ連盟 日本ゴルフトーナメント振興協会 全日空 宮崎日日新聞社 宮崎放送 JTB 宮崎交通
主管:日本ゴルフツアー機構
企画運営:ダンロップスポーツエンタープライズ
HP http://dpt.gr.jp/
大会スケジュール
11月16日(木) 第1ラウンド 18Hストロークプレー
11月17日(金) 第2ラウンド 18Hストロークプレー
11月18日(土) 第3ラウンド 18Hストロークプレー
11月19日(日) 第4ラウンド 18Hストロークプレー
開催場所 フェニックスカントリークラブ
チケット販売 http://dpt.gr.jp/ticket/
第3ラウンド
1位
B・ケプカ -16(65 68 64)
「今日はドライバーを一度も使いませんでした。ずっとドライバーの調子が悪いので今日はやめようと。距離的にはドライバーなしでもいけるコースの長さで、昨日からの雨で下が湿っていて昨日よりフェアウェイキープが鉄則になっていたので自分のベストなクラブの3Wでフェアウェイキープに徹しました。全体的には(今日のスコア64は)良い内容、良いプレーが出来たと思って満足しています。フェアウェイキープが出来たのが一番大きくて、雨の影響でグリーンが柔らかくなっていましたし、その分ピンにアタックしやすい状況でしたので、自分の狙い通りに攻めることが出来たのが一番良かったと思います。パッティングに関しては相変わらず良いですから、全体的には良い内容だったと思います。(宮崎牛は)毎晩食べています。アメリカではステーキをそんなに食べないけど、本当に宮崎牛は最高に美味しいのでせっかく宮崎来たので、普段食べない分も含めて余計に頂いています。」
2位
李 尚熹 -12(65 70 66)
「ドライバーが1ラウンド、2ラウンドで悪かったので、韓国にいるコーチにビデオを送ってスイングチェックしてもらったら、左肩がスクエアに上がってないことを指摘してもらい、今日はドライバーが良かったです。ケプカ選手は有名な選手ですが、自分は自分のゴルフスタイルがあるので、ケプカ選手のプレーも勉強だと思って、楽しくラウンドしたいと思います。緊張しないようにしたいです(笑)。」
3位
X・シャウフェレ -11(69 66 67)
「ここ2日間と同じで内容的には激しい感じです。雨でグリーンが柔らかくなっていてその分プレーしやすかった。ほかの選手も条件は一緒だったけど、もうちょっとケプカに詰められれば良かった。納得いかないまではいかないけど、残念だった。(明日は)失うものは何もないので、思いっきりやりたい。7アンダー、8アンダー出しても差が開いているから追いつけないかもしれないけど、明日やってみないとどうなるかわからない。」
4位
H・W・リュー -10(67 67 69)
「今日のスタート前は本当に緊張していました。2人ともスーパープレーヤーですね。今日はアウトコースでパッティングが入ってくれたし、とても楽しかったです。(松山・ケプカ両選手は)本当に飛びますね、普通の選手と全然違います。私も飛距離が欲しいけど(笑)。距離が出るのでプレースタイルが私とは違いますね。セカンドで私が4番アイアンなら、彼らは8番とか9番で簡単にプレーしています。本当に良いプレーヤーですね、楽しかったです。明日も松山さんと一緒だと思うので、1日楽しみたいです。」
5位
武藤 俊憲 -9(67 69 68)
「今日はタッチが合わなかったですね~。獲りたいところで獲れてないでんで、初日とは違う感じの流れが。ここのところこういう良い位置でやらせてもらって、焦ってもしょうがないし、上にはついていけなくなっちゃいましたけど、最低限ていう感じですかね。でも最後14番でいいパーパット入ってくれたので、その辺からちょっと楽になりましたね。最終日はちゃんとアンダーパーで終われるようにはしたいですね。」
6位
松山 英樹 -8(67 67 71)
「(出だしからケプカが伸ばしていて)それぐらいのスコアは当然だと思いますし、それに自分が思うように伸ばせなかったなって感じですね。ティーショットも午前中はブレていましたし、そういう意味では全体的に良くなかったですね。(パットは)別に悪くなかったんですけど、入らないんでストレスはたまってましたね。(良いショット)結構ありましたね。ただそれがバックスピンで戻ったり戻らなかったり、そこの計算が上手く出来なかったという感じですね。(ケプカの)あのゴルフじゃ落ちることはまずないので、20アンダーは確実にいくと思うので、それに近づくために50台というのは思うけど、無理ですよね(笑)ベストを尽くして奇跡的に50台出ればチャンスあるなという感じですね。」
7位タイ
S・ノリス -7(69 71 66)
朴 相賢 -7(68 71 67)
P・マークセン -7(71 65 70)
C・キム -7(67 68 71)
その他の注目選手
16位タイ
宮里 優作 -4(76 70 63)
今日6バーディ、1イーグルの8アンダーで第2ラウンド58位タイから16位タイへ急上昇。
「良い初日でした(笑)。中々2日間は思うようなゴルフが出来てなかった。やっと地に足がついて良い状態。今日が初日だと思っていたので、あと3日頑張ります。(前半2日間は体調不良で)小平君は棄権しましたが、何とかムリくりやって良かったです。(体調は)もうバッチリです。(ショットは)ラフに入れたりはしていましたが、林まではいかずに何とか枠内で収まってくれていたので全体的によかったです。(賞金王争い)2人に良いプレーをされたらしょうがないですね。とにかく自分が良いプレーをするだけと心がけています。あと2試合もそれを気にせず行きたいと思っています。」
27位タイ
香妻 陣一朗 -2(71 70 70)
トーナメントわくわく探検ツアーが行われました!
宮崎の2大ゴルフトーナメント開催月の11月を含む10月1日~翌年1月31日までを宮崎市では「みやざきゴルフマンス」と定め様々なイベントの実施や街中への飾りつけなどでゴルフ一色にし、街全体で盛り上げます。その一環として毎年人気の「トーナメントわくわく探検ツアー」がダンロップフェニックストーナメント開催中のフェニックスカントリークラブを会場に行われました。
宮崎市こどもふれあい広場に集合した参加者たちは、まず初めにクラブハウスへ。歴代優勝者のサイン入りグッズや手型の展示を見学。今大会でも上位のB・ケプカ選手、松山英樹選手などの手型も展示され、こども達は順番に手を合わせてみていました。
トーナメントを取材する記者・カメラマンが集結するメディアセンターや、テレビ放送のための映像が集まり編集を行う報道本部など普段は覗き見ることのできないメディアの裏側を見学しました。
今日は昨日からの雨により1時間遅れでスタートしたため、探検ツアー時にまだ選手が来ていなかった18番ホールのグリーンへと足を運ぶことが出来ました。一部の関係者のみが入って試合をみることの出来る、18番ホールスタンド席下の関係者席からグリーン越しのコースをみることが出来ました。
その後は、ボランティアルームでボランティアがどんな仕事を行って、トーナメントを支えているのかを紹介していただき、わくわく探検ツアーは終了しました。