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2007年07月12日
姉妹によるハープとピアノの夕べ [ 自主企画ライブ ]
6月13日(水)延岡総合文化センターで「竜巻被害のチャリティーコンサート 姉妹によるハープとピアノの夕べ」が開催されました。出演は宮崎、東京などで活躍中の津野田 淑さん、そして、東京藝術大学音楽学部大学院修士課程在学中の津野田 圭さんのご姉妹。「地元延岡の為に自分たちの出来る事で何かお役にたてないか・・・」という思いで企画されたこのチャリティーコンサート。延岡総合文化センターの小ホールは立ち見が出るほどの多くのお客さんでいっぱいになりました。昔からお二人を知るお客さんも多く訪れていたようでとても穏やかな雰囲気で開催されたコンサートは、それぞれのソロステージの後、お二人でのステージという構成。お二人のステージでは兄弟ならではの息の会った演奏が会場を包みました。コンサート終了後には、今回の目的である竜巻被害のためのチャリーティー活動が行われました。それでは、当日の模様をステージを中心にご紹介致します。
(レポート:甲斐英利)
竜巻被害のチャリティーコンサート 姉妹によるハープとピアノの夕べ
場所:延岡総合文化センター 小ホール
日時:6月13日(水)
主催:津野田音楽院
後援:延岡市・延岡市教育委員会・延岡市文化連盟・毎日新聞社・宮崎日日新聞社
夕刊デイリー新聞社・ケーブルメディアワイワイ
会場前にはパネルと季節の花「あじさい」などが飾られお客さんをお出迎え。
逆に開催を祝うお花も沢山届けられていました。
---午後7時開演
■津野田 圭ソロステージ
まず、ステージに登場したのは妹・圭さん。写真を見てもらえばわかるように、圭さんはハープ奏者。普段は間近で見たり、聞いたりする事の出来ないハープの雄大さや綺麗な音色に会場のみなさんはすっかりみとれ、聞き惚れているようでした。
圭さんは、現在、東京藝術大学音楽学部大学院修士課程に在学しながら、多くのオーケストラに賛助出演するなどして活躍されているそうです。また、第10回からは宮崎国際音楽会にも参加されています。今後は2007年9月からは大阪国際音楽コンクールの奨学金を受け、パリのエコールノルマル音楽院へ留学されるそうです。ますます活躍の場が広まりそうですね。
▲あまり見る事の出来ないハープ。自分は間近で見るのは初めてでした。その、見た目と、音色の綺麗さ、優雅さは、形は違えど4000年以上も前からあると言われているハープならではだと感じました。また、ハープの奏法は弦を弾くだけだと思っていたら、ペダル操作もしていることにびっくり。これも生で見る事の出来たおかげです。って知らなかったのは自分だけでしょうか・・・
■津野田 淑ソロステージ
続いてのステージは姉・淑さんのピアノソロ。
現在は延岡を拠点に東京などを行き来しているという淑さん、津野田音楽院で講師として後進の指導もされていいるという事で生徒さんも多くいらっしゃってました。各地でソリストとして活躍されている淑さんのソロはぐっと引き寄せられるものがあり、会場後方からでも距離を感じることなく聞き入る事ができました。先生のこういう姿は生徒さんにも良い刺激になるのではないでしょうか?
曲の間のちょっとした間に拍手がおきちゃった時も、笑顔をしっかり返してくれるのは流石の一言。
淑さんはピアノソリスト、講師としてだけでなく、津野田音楽院ハンドベルクワイア「葡萄の木」でも指揮、指導、そして演奏者としても活躍し、長崎・宮崎などのハンドベル・フェスティバルに参加されているそうです。
淑さんは、県内の小中学校で学校コンサートも行われているのでご覧になったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
■姉妹ステージ&アンコール
今回のコンサート最後のステージは津野田姉妹によるステージ。時折、目を合わせて微笑みながら呼吸を合わせている姿がとても印象的でした。そんな姉妹ならではのステージに客席からの拍手はやむ事をしりませんでした。
■コンサート終了後
コンサート終了後は、淑さん、圭さんのお二人が自ら義援金箱をもってチャリティー活動。お客さんと一緒に写真を撮ったり、フロアから笑顔が絶える事はありませんでした。「地元の為に何か出来る事を・・・」という思いで開催された今回のコンサート。義援金という形に残る物だけでなく、素敵な音楽で、元気になったり、素敵な気分になれたり、来場されたお客さんの中にはきっといろんな思いが届いたと思います。
コンサート終了後、「地元の皆様の前で演奏できるのは私達にとって大きな喜びです。広い心で応援いただけるのは何よりも励みです。これからも勉強を積み重ねていきたいと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。」とコメントを頂きました。これからも、地元をしっかり見つめながらも、各地で活躍されるお二人の姿を見るのを楽しみにしいて行きたいと思います!
淑さん、圭さん、そしてスタッフのみなさんお疲れさまでした!
投稿者 blogpawanavi : 2007年07月12日 20:27
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