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2006年12月22日

ヤドカリ〜博多の人 [ インタビューPR ]

 今回のパワナビミュージックコーナーでは、2005年に「NHK総合テレビ"熱唱オンエアバトル"初代チャンピオン」となったゴーとタイヘイによる二人組のユニット「ヤドカリ」の今秋発売されたセカンドシングル「博多の人」にスポットをあて、さらにプロモーションのために宮崎にやってきた、ヤドカリではボーカルとアコースティックギターを担当している「ゴー」さんのインタビューを交えてレポートをお届けいたします。ヤドカリファンの方からは「あれっタイヘイさんはどうしたの?」と突っ込まれてしまいそうですが、実はこの日、タイヘイさんは体調を崩されて、残念ながら急遽お休みとなってしまったのです・・・。しかし、ゴーさんには相方の分までしっかりと話していただいたので心配は無用です。それでは早速、「ヤドカリ」と「博多の人」の紹介の後で、「ゴーさん」のインタビューをお届けしたいと思います。
(レポート:松田秀人)

ヤドカリ

ヤドカリ公式ホームページ:http://www.yadokari.name/
取材協力:オゾンネットワーク エフエム宮崎 ガクオンユニティフェイス

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●プロフィール
(参考資料より抜粋)
ヤドカリ
▲左:ゴー 右:タイヘイ

◆ヤドカリとは?
 秋田出身のアコースティックギター&ボーカルの"ゴー"と、福岡県出身のジャンベ&ボーカルの"タイヘイ"からなる2人組のユニットです。2002年より福岡県を拠点に活動!ストリートライブを精力的に展開する中、2005年3月には「NHK総合テレビ"熱唱オンエアバトルチャンピオン大会"」にて参加アーティスト1300組の頂点に立ち、見事、初代チャンピオンの座に輝きました。圧倒的な楽曲のよさ、パフォーマンスのクオリティの高さを多くの人が認めた証です。ゴーとタイヘイ2人の優しさと笑顔と一生懸命さは、ひとりひとりがとても身近に感じる事が出来、その人柄のよさがまたいっそう、歌詞と曲を引き立てています。2006年6月にはシングル「30年後の君へ」で待望のメジャーデビューを果たしました。

◆どんな歌を唄うの?
 ポジティブな歌詞が多い。ヤドカリ独自の世界観をストレートな言葉で明確に伝える事が出来る。ヤドカリの作るメロディは、一度聴くと耳から離れなくなる。ヤドカリの楽曲の優しさ、温もり、純粋さ、ひたむきさ、人間愛は例外なく明日への活力になります。辛いとき彼らの曲を聴けば、素直に泣けるし、そのあと笑顔になれます。そして飽きません。

◆奇跡のハーモニーって?
 様々なバリエーションで感覚的に入ってくる声質の違う二人のハモリは、曲に表情をつけ、さらに歌が心に染みる要因となっています。

◆ギターとジャンベ?
 自衛隊を辞めた後にはじめた、ゴーのアコースティックギターは素朴な温かみをかもし出し、タイヘイのジャンベは深く印象深いリズムを刻みます。ちなみにゴーは、ヤドカリをやる前、パイロットの訓練生でした。

ヤドカリ公式ホームページ:http://www.yadokari.name/

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●2nd Single〜博多の人

博多の人

(2006.9.21発売)6曲入り 12cmシングル / VICL-36162
1,200円(税込)

◆収録曲
1.博多の人
2.宛て先
3.君の背中
4.博多の人(instrumental)
5.宛て先(instrumental)
6.君の背中(instrumental ENKAI ver.)

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●ゴーさんインタビュー

※画像はインタビュー当日に出演した、エフエム宮崎「RADIO PARADISE 耳が恋した」オンエアー時のものです。(場所:イオン宮崎ショッピングセンター内サテライトスタジオ)
撮影協力:耳恋パーソナリティー 濱田詩朗さん、アキさん

ゴーさん

-----せっかくの宮崎入りだったのですが、残念ながら今回はタイヘイさんはお休みということで、ゴーさんだけのインタビューとなってしまいました・・・。
ですね・・・ちょっと体調を崩してしまって、今日は病欠です。移動も多いし環境の変化も激しいし・・・まあ、ライブまでには必ず復活してくると思いますが、とりあえず僕が元気なのがすくいかな〜って・・・。またどこかで逆の立場になる事があるかもしれないし・・・でも、2人とも絶好調の時はライブもものすごい事になっちゃいますよ!自分達でも本当にいいライブできたな〜って思えるし。

-----2人とも楽器を担当していますが、アコースティックギターとジャンベという、2人組みのユニットはあまり聞かないですよね?
単純にあわせるのは楽ですよ、僕もよくあるギター2本という組み合わせよりも、リズム隊であるジャンベがあったほうが演奏しやすいし、必要最小限の楽器だけどギター2本より広がりを持たせる事ができます。ヤドカリ結成当時もギター2本のユニットって多かったので、単純に嫌だったっていうのもありますけどね・・・。たまたま出逢ったタイヘイがドラマーだったので、今のこういう形になれてよかったです。それと、ギターだけで曲を作っているとマンネリ化してくるので、たまにリズムから作ったりもしますし・・・。

-----今秋に発売された「博多の人」は2ndシングルになるわけですが、1stもしくはそれ以前をくらべて変わったと感じられるところはありますか?
根本的には変わってないと思うんですけど、やっぱり知らず知らずのうちに体がいろんな情報を吸収していて、いい意味で許容範囲が広くなったかな〜とは感じますね!たとえば、ヤドカリ結成当時は打ち込みなんか絶対ヤダ!とか、この曲どこかで聴いたことありそうだからダメ!とか言ってたんですけど、今はその行為が、よりいいものをつくる為だったら積極的に挑戦しようって思えます。

ゴーさん

-----それは自分に自信が持てるようになったということですか?
そうですね・・・どこかで仕入れてきた受け売りではなく、少しづつ経験を重ねて、自分にも自信がもてるようになり、自分で自分にOKを出すことができる幅が広がってきたのかもしれないですね・・・。たとえばレコーディングにしても昔は、自分の感性が発した言葉ではなく、受け売りで"ここは生じゃないとね〜"とか言っていたような気がします。きっと年齢を重ねる事に判断基準の幅が広がっているのだと思います。

-----今回の2ndシングル「博多の人」は博多弁で歌っていますね?
「博多の人」は作詞・作曲がタイヘイなんですけど、僕が聞いても、この曲に関しては、博多弁いいな〜って感じますね!特に標準語に直す必要はないと思いました。歌を歌うことは自分を表現するものだから、シンプルに出てきたものが方言だったらそれはそれでいいと思います。でも、博多弁は単に自然なものというだけで、あえてそれを武器にしよう!だとかいうふうには思ってないですね・・・特に意識してないから、気持ちが入るんだと思います。もちろん二人の日常会話は博多弁です。僕は秋田出身なんですけど、もう秋田弁はしゃべれないです(笑)。

-----「博多の人」の中ではどの部分に注目して聞いてもらいたいですか?
やっぱり、タイヘイの実体験に基づいて、まっすぐな気持ちを歌にしているので、歌詞にも注目してもらいたいですね!彼のもつある一面がリアルに浮き彫りにされていると思います。

ゴーさん

-----ちなみにゴーさんが作詞された楽曲の中で印象に残っている部分は?
2曲目の"宛て先"ですね!これは僕の実体験を書いたもので、特に「やめてたタバコに火をともし〜」とい部分を思い出すと・・・・・いや、本当に辛くて・・・こうなったらタバコで紛らすしかないだろ!って火をつけちゃった瞬間のことなんですよね・・・。その時は1年ぐらいやめてたんですよ。

-----博多弁の話が出たところで、拠点となっている福岡の話をお聞きしたいのですが、福岡ではよくストリートで歌われていたそうですね!ストリートミュージシャンのパワーってどんなところだと感じますか?
僕は、プロフィールにもあるように、元自衛隊なので、まったく音楽に携わることなく福岡に来て小倉で初めてストリートのライブを見て、そのときメチャメチャパワーを感じてそれから自分でもやってみようかな〜って思うようになったんですよ。それから、ギターを練習してストリートに立つようになったのですが、でもあの福岡のストリートのパワーって、こっちだけのものじゃないんですよ!お客さんにもメチャメチャパワーがあって、お互いにそんな中でやってるから楽しくなれるみたいなところですかね!

-----宮崎のファンはどうですか?
以前ライブハウスでやったとき、えらくノリがよかったのを覚えています(笑)。悪い印象は全然ないですよ!

ゴーさん

-----ストリートを通じて得たものはなんですか?
ストリートって、自分がつくって、自分が歌う音楽を、基本的には通りすがりの人に聞かせているだけじゃないですか?だから、反応も凄く正直なんですよ!そんな中で長くやっていると、どの歌のどの部分で反応したかということを、体で感じる事ができるようになるんです。だから自分の中にあるセンスを実戦の中で磨く事ができると思います。

-----プロフィールを拝見したところ、ゴーさんは自衛隊を経験していますが、今の仕事で何か役に立つことはありますか?
ん〜秋田を離れた事に関しては歌を作る上でも経験として役にたっていますね・・・故郷を思う気持ちとか、友達との思い出とか・・・いろいろです。でも自衛隊に入った事はどうかな〜・・・。歌というよりは、どちらかといえば、今の自分の生き様に影響を受けていると思いますね・・・。本当にメチャメチャ厳しかったんですよ・・・口ではいえないぐらい。同期の連中といつも励ましあって負けないように乗り越えてきたし・・・。だから精神的にも肉体的にも、いろんな意味で強くなりましたよ!音楽をやるようになってからも、いろいろと大変な事があるけど、それを乗り越えられるのは、自衛隊の経験があるからだと思ってます。だから歌そのものではなく、僕という人間の役に立っているといったほうがいいかもしれません。

ゴーさん

-----ゴーさんは過去に宮崎に来られたことはあるんですか?
結構きてますよ・・・何度かライブもやっています。何度も来ているからといって、宮崎に特別なサークルがあったりするわけじゃないですけど(笑)。

-----宮崎で印象に残ったことは?
そうですね・・・宮崎駅前のギャゼットという建物の1階の中央にステージがあって、そこでライブしたことかな・・・。あそこって真上からも見られてしまうんです(笑)。

ゴーさん

-----博多とは同じ九州ですが、宮崎弁の歌って歌えそうですか?
難しいな〜宮崎弁って結構イントネーションきついから・・・・・・。わかりません(笑)

-----それでは最後に宮崎のファンに向けて一言お願いします?
来年の4月発売に向けてアルバム製作をしています。まだその時にライブに来れたらと思っています。その時は是非、見に来てもらいたいですね!それと「博多の人」ぜひ、みなさんも聴いてみてください!よろしくお願いします☆

投稿者 blogpawanavi : 2006年12月22日 22:22

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