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2006年12月05日
CRAZY KEN BAND GALAXY TOUR 2K6 [ ホールライブ ]
2006年11月4日(土)、宮崎県立芸術劇場・演劇ホールにて、今回で3度目の宮崎公演となります「CRAZY KEN BAND GALAXY TOUR 2K6」がおこなわれました。特に宮崎にも熱狂的なファンの多いCRAZY KEN BANDだけに生のライブは久々というファンも多く会場は満員!また、開演まえから出来た長い列にはCKBオリジナルファッションアイテムを身に着けて来場されるファンの多さも目に付きました。開演の時間となり、白のスーツにピンクのシャツ、そしてピンクのハットといった、今秋発売された最新アルバム「GALAXY」のジャケットそのままの衣装で横山 剣さんがステージに登場すると、会場が壊れそうになるほどの大歓声があがりました。演奏内容は、前半は最新アルバムからの楽曲を中心に、そして中盤から後半は、様々な楽しいコーナーを挟みつつ定番ナンバーを披露。さらに横山 剣さんひとりだけのキーボード弾き語りコーナーがあったり、ファンには涙もののプレゼントコーナーがあったりと、ファンにとっては短すぎる約3時間のステージとなりました。
(レポート:松田秀人)
取材協力:Hot Stuff GAKUONユニティフェイス
CKB公式HP:http://www.crazykenband.com/
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●最新アルバム「GALAXY」
BSCL-30041 3150円(税)
2006年9月20日発売 発売元 サブスタンス
1 INTRO:GALAXY
2 ハマのアンバサダー w/FIRE BALL and PAPA B
3 AMANOGAWA
4 eye catch:銀河の間
5 メリメリ
6 Shock HAWAIIAN Shock
7 混沌料理
8 Growl:魂の唸り
9 アイワナゲチョラ w/Q from Rappagariya
10 ゆっくり跳ねる音楽
11 俺たちの海坊主
12 HONOLULU BBQ
13 eye catch:How zit?
14 秋になっちゃった
15 黒い傷跡のブルース
16 ドクロ町ツイスト
17 プレイボーイ・ツイスト
18 ミニスカハコスカヨコハマヨコスカ
19 B.B.B.B.B
20 eye catch:GALAXY 4 Fantasy
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●会場風景
会場となった宮崎県立芸術劇場・演劇ホールは開演前から長蛇の列・・・。その中でもひときわ目を引かれたのはCKBオリジナルファッションアイテムを身に着けたファン達!特にグッズの多いCKBだけにこの日も開演前からグッズ販売のコーナーはかなり盛り上がっていました。ちなみに、グッズに関してはCKB公式ホームページからインターネット販売をしておりますので、興味のある方は是非のぞいてみてください。
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●ライブ風景
今回のステージセットで面白かったのは、背景に設置された大型モニターです。実物の剣さんとモニターの中の剣さんが同じ動きをしていたり、モニターと掛け合いをしたり、歌詞の内容がそのままアニメーションになっていたりと楽曲ごとに様々な演出がなされ、いつもより2倍楽しいステージになりました。
さてここからはライブの内容をご紹介します。まずはオープニング!「GALAXY TOUR」というタイトルどおり、宇宙をイメージした動画が背景に流れる中メンバーが登場!まだ照明についていないというのに、早くも満員の会場は総立ち!とそこへ最新アルバム「GALAXY」 とまったく同じ衣装で現れた剣さんが、おなじみのキメポーズをすると、会場からは割れんばかりの声援がおくられました。そして声援に応えるように剣さんが「こんな素敵なみなさんと約3時間過ごせるなんて嬉しいです。それぞれのスタイルでCKBのステージをお楽しみください。」といいつつ、「来年はCKB結成10周年を迎えるので張り切って演奏します!」というファンにとっては嬉しい告知などもありました。前半の内容としては最新アルバム「GALAXY」 が中心・・・。メリメリをはじめShock HAWAIIAN Shock、eye catch:GALAXY 4 Fantasy、プレイボーイ・ツイストなどを演奏。また長者町ブルースの演奏中には、ステージ上ににある白いラックから、剣さんがCDを取り出しプレゼントをするといった嬉しい場面もありました。その他、せぷてんばぁ、レッドライトヨコハマなどを演奏。
中盤はHONOLULU BBQ、秋になっちゃった、ハマのアンバサダー、その他を演奏。なんといっても目玉?は剣さんによるソプラノ笛の独奏・・・「実は音楽をやるきっかけとなったのは、ソプラノ笛がうまくふけたこと」といいつつ「命がけで吹きます」と言って、ピンカラ兄弟の曲を披露してくれました。そしてお客様アンケートのコーナーでは、ファンの書き込みにコメントしていく剣さんが印象的でした。たとえば「宮崎に来てくれてありがとうございます。剣さんを追いかけて早4年、年はとりましたが気持ちは二十歳です」には「CKBのキャッチフレーズは生涯現役ですから、死ぬまで頑張ります」と答え、「日向市でCKBの楽曲タイトル"発光!深夜族"を店名として使わせていただきバーを営んでいます!」には「いや〜いいですね!お店の名前にでしたら、うちの曲名でよろしければどんどん使ってください」といった感じで何通かを紹介しアンケートを書かれたファンへもステージから直接声をかけたりしていました。
またトリオ・ザ・ドッグホーンズにも「3人だけのアルバムをださないんですか?」という質問があり、「Tシャツは2種類作りましたけど、アルバムを出す野望はありません(笑)」との回答で会場を笑わせていました。
さらにギタリストの小野瀬さんには「今も勝負パンツですか?」という問いには「勝負の日はタイガーパンティーです。今日は元気を出すために赤です!」と回答すると、すかさず剣さんが「タイガーといえばタイガー&ドラゴンだよね!」と同名曲へつなぎ、曲中では「お待たせいたしました真っ赤なパンツをはいた小野瀬雅生ショーの始まりです」との掛け声から、テクニックあり、そしてお笑い有りの楽しいギターソロが展開されました。エッジの効いたオーバードライブサウンドでテクニカルなフレーズを弾いたとおもったら、次の瞬間にはリバーブたっぷりのサーフミュージックを気持ちいいアーミングできかせてくれたり、キーボードとの掛け合いを聞かせてくれたりと、まさにてんこ盛りのギターショータイムでした。
そして後半は京浜狂走曲、黒い傷跡のブルース〜けむり、ミニスカハコスカヨコハマヨコスカ、発光!深夜族、べレット1600GT、ダンス天国と続き、お待ちかねのGTへ!お決まりの手拍子&振り付けで子ども達が一緒に踊っていたのがかわいかったです。そしてアンコールでは、ジャパニーズ・ロックンロール・クラシックやファーストアルバムから"空っぽの街角"を聞かせてくれました。さらに、ファンからのリクエストで予定に無い"香港グランプリショートバージョン"を演奏したかと思えば、葉山ツイストでは、アクションドラマさながらの演技も見せてくれました。そして特に印象的だったのは、!「やれなかった曲がいっぱいあるので・・・」と自宅での作曲時に使っている愛用のキーボードのみを抱えてステージに登場した剣さんのなんとも心憎いばかりの弾き語りコーナー。ファンからのリクエストに応え、学生時代に作ったという"シンデレラリバティー"はじめ、懐かしい曲を何曲も歌っていました。最後は最新アルバム「GALAXY」に収録されている"12月17日"という曲を、バンドの演奏でしっとりと聞かせてくれてこの日のライブは終了しました。
ちなみに、横浜出身で宮崎に来て7年になる私としては、いつもCKBの曲を聴くたびに、故郷の思い出が大きな塊となって押し寄せ、なんとも切ない気分になってします。それほど、街の様子やノリ、そして体温が伝わってくるのです。特にライブのMCなどで「○○のトンネルを抜けると○○が見えてきて・・・」といった解説の後に、歌われると、いい年をしていながらキュンとなってしまいます。でも、それらの切ない塊が聞き終わった後にはフワ〜っと暖かいものに変わるのがやめられない理由でもあります。今日のライブでも、たっぷりとそんな気分に浸らせてもらいました。CKBのみなさんありがとうございました。
投稿者 blogpawanavi : 2006年12月05日 11:17
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