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2006年11月25日
原口純子ライブ〜右近(OA) [ 自主企画ライブ ]
少々遅くなってしまいましたが、10月9日(月)に、延岡市の北一ヶ岡にあります私の店「music&booze TAM」にて、自主企画のライブイベントを開催いたしました。今回はパワナビミュージックコーナーより、そのときの模様を、私TAMのセルフレポートでご紹介させていただきたいと思います。私の店では、もう何年も前からこのような自主企画ライブを何度も開催しており、パワナビさんにも何度となく取材をしていただいています。今回ご紹介するアーティストは、「原口純子」さんです。原口さんは4度目の出演といことで当店最多出演となり、リピーターさんがとても多く、大変もりあがります。そしてオープニングアクトには地元から「右近」さんをお招きしました。ライブ当日は、私もカウンターとPAの仕事を掛け持ちしていたので、中々思ったような画像が撮影できませんでしたが、何とかレポートしてみました。
(レポート:TAM)
▲左:原口純子さん 右:右近さん(OA)
10月9日(月) at music&booze TAM
■原口純子 H.P↓
URL:http://lovesong.jp/
■music&booze TAM H.P↓
URL:http://www.wainet.ne.jp/~tam/
以前のレポートはコチラ↓
http://miyazakijin.com/music2/archives/2006/03/taml.html
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●右近〜オープニングアクト
さて、まずはオープニングアクトの右近さんの登場です。1曲目は『コスモスの頃』。季節的にも、純子さんとの再会にもピッタリの曲です。実は、右近さんは当店のライブの前に、延岡総合文化センターで行われたコンサートに『チームZEN』というグループで出演されてきました。それも、キャパ約1500の大ホール!「大ホールで歌って気持ち良かった〜!」と奥様に言ったところ、「スターダストレビューと同じ所に立ったっちゃ〜と言われまして、(あらためて)そうか〜そうやっちゃ〜と思って(笑)」と照れながらも笑顔の右近さん。1週間ほど前に『スターダストレビュー』のコンサートが行われた大舞台から、このTAMへ♪この日は、音楽三昧のダブルヘッダーだったようです。
さて、ステージでは「ジェイムス・テイラーが大好きで、JTに影響されたんだろうな〜って感じる曲です(笑)」と『銀の石〜心象風景 秋』のメドレー。そして、若い頃に作った曲だそうですが、好きで今でも唄ってるという『失ったもの』。その後は、“自転車のライトの横にサナギが居着き、そのサナギに純太郎と名付け見守ってました。その後、そのサナギがアゲハ蝶になり飛び立った”という実話をもとにした『純太郎の唄』。“ひらり ひらり 飛び立った 君の空は広い 高く飛んで広く飛んで 世界を抱きしめて”という歌詞の中に右近さんの優しさが詰め込まれ、聞いている方も優しい気持ちになれる素敵な曲です。そして、人との繋がりを唄った『心のネット』も語り調の『夢の遊動円木脱出計画0−1』も、最後の、小泉さんというお婆ちゃんを唄った『小さな泉』も、右近さんの透明感のある優しさや愛情が沢山詰め込まれていました。聞いている人を穏やかな気持ちにさせる、これが右近さんの魅力なんでしょうね。延岡にこんな素敵なシンガーソングライターが居てくれるというのは嬉しいことです。これからも、ずっと唄を唄い続けていただきたいと思います。南町の「トワエモア」さんや市内のイベント等に出演し唄われているようなので、チャンスがあれば是非、右近さんの唄を聴いてくださいませ!
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●原口純子
休憩を挟んで原口純子さんの登場です!今回で4度目の出演!当店最多出演です!黒いシックな衣装に素足。手には名器ギブソンB25。まずは、“好きで好きで、大好きで・・貴方を困らせたくなかった・・”との歌詞が印象に残る『風に吹かれて』。続けて、純子さんの最新アルバム『LOVESONGSU〜月の揺らぎ』に収録されている『とまどい鎮魂歌(レクイエム)』と、下田逸郎さん作の名曲『早く抱いて』。切ない女心を唄ったこの3曲で、店内は見事に原口純子ワールドに染まります。純子さんの曲は切ないラブソングが多いのですが、歌詞の内容はもちろん、素足で唄う姿、表情。そして、会場内の空気を振るわせる程に、激しくギターの弦をはじき、響かせるその音色。それら全てが、じわ〜っと心に染みてくるのです。純子さんの世界は、まさしく“大人の女性を唄うせつな系”です♪
そんな女性の世界に共感する女性ファンも多いのですが、そんな女性像に惹かれる男性ファンも多いのです!実際、延岡にも多くの男性ファンがいらっしゃって、前回、そして今回も多くの方にお越しいただきました♪MCでお話しされましたが、「オレのヨットに乗ってくれ!」と熱狂的なファンの方から招待され、ライブの前夜、ファンの方々とヨットで鍋パーティとミニライブを開いたりして楽しまれたようです。この様に、全国各地でファンの方々と交流を深めているそうですが、それもこれも、純子さんのお人柄ですね。
さて、引き続きステージでは、カズーのジャジーなソロも印象的で、純子さんの曲の中でも珍しく、ちょっぴりアップテンポの「女だから」。そして、恥ずかしくて滅多に唄わないと照れておっしゃってましたが、お客さんからのリクエストに答えて『ハムエッグには☆おソース』を披露。なんとも可愛らしいタイトルで、詩の展開も面白い曲です。でも、そこには、原口純子的せつな系エッセンスを感じるんですね。男女の駆け引きというのでしょうか、恋人との思い出というのでしょうか、そのようなのが散りばめられています。(笑)
そして、終盤戦。2ndアルバム「LOVESONGS〜旅の途中〜」から「セピア」と「二人の船」。共に、ゆったりとしたバラードで純子さんの代表曲です。店内はシンと静まり、皆さん、純子さんの唄とギターを聞き入ります。純子さんの曲の中にはドラマ(映像)があります。それが聞いている方たちにリアルに浮かんでいるように思います。そして、本編最後の曲「酔いどれ恋歌」でさらにグッとさせて終了です!しかし、曲は静かでもお客さんは熱い!即、アンコールがかかります!アンコール2曲を披露して、温かい拍手の中、純子さんのステージは終わりました。そして、もちろん!終演後はお客様たちと話をしたり、お客さんとギターを弾いたり唄ったり、楽しい夜は遅くまで・・いや、朝早くまで(笑)続きました!
純子さん、今回も素敵なステージをありがとうございました!右近さんもありがとうどざいました!
そして、ご来店いただいたお客様もありがとうございました!秋の夜にぴったりの大人な夜でした!また次回、原口純子ライブをお楽しみに!!
投稿者 blogpawanavi : 2006年11月25日 12:37
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