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2008年01月29日
六ヶ所村ラプソディー 【告知・日向市】
pawanabiテツローです!今度の日曜日。2月3日節分の日に、映画・『六ヶ所村ラプソディー』の自主上映会があります。主催者は、友人のらんちゃんです。サーファーをしている可愛い子です。とても大事な映画なので、僕も取材に行きます!みなさんもぜひ!
青森県、六ヶ所村。以前、【『3・20』ピースアクション】というイラク戦争に対するイベントをパワナビで取材したときにも取り上げたことなのですが、スロービジネススクールの中村隆市校長の話によると、〜六ヶ所村核燃料再処理施設〜とは、 簡単に言うと、原子力発電所からでる使用済みの核燃料に含まれている、燃えるウラン、燃えないウラン、プルトニウム、死の灰というものをそれぞれ分離するのが核燃料再処理工場です。その分離する際に工場から放出される放射能があり、この工場から放出される放射能の量を分かりやすい例えで、「原発一基が放出する放射能の一年分を核燃料再処理施設は一日で放出する」といわれています。空に放出される放射能で代表的なものがプリクトンで、チェルノブイリの原発事故に出た量に比べてだいたい10倍くらいの量が放出されます。海に放出される放射能で一番多いのがトリチウムという放射能です。核燃料再処理施設が11月に本格稼動すると二日に一回、600トン放出されます。青森県は海の魚が300ベクレル、お米が90ベクレル汚染されるということを認めています。青森県がこういう事実を分かっていて認めたのも信じがたいし、国が認めているということも信じがたい。そして、こういうことをマスメディアが報道しないんですね。だから、一般の人が知らない。その中で、すでにテスト的に稼動していて、11月には本格稼動をするというとんでもない問題があるということです。
ま、もっと簡単に言うと、生命を未来永劫脅かすような、やばいシロモノだということでしょう。音楽家の坂本龍一さんや、Mr.Childrenの桜井和寿さんなんかも反対運動していますね。宮崎も市内では数回、上映会があったようですが、日向市・県北では初めて!日向市圏内の方は、ぜひご参加下さい!
以下、主催者らんちゃん、案内文
「六ヶ所村ラプソディー」
青森県六ヶ所村にある使用済核燃料再処理工場がいよいよ今年本格稼動します。この工場が本格稼動してしまうと、大気へ、海へ、大量の放射能をばらまくことになります。食べ物の安全は脅かされて、海で遊ぶことが危険になり、被爆という形で人の命が危険にさらされます。
この村に生きる人々を描いた「六ヶ所村ラプソディー」では、推進派、反対派 両方の人達の声を聞くことができます。そして六ヶ所の状況を知れば知るほど、私たちはただ反対をするだけでは、問題は解決できないということ、そしてここで起こっている問題は六ヶ所だけではなく世界中のどの地域でもおこっている様々な社会問題に同じことが言えるのだということに気づくと思います。六ヶ所のことを知って、ここで起こることをひとりひとりが自分の問題だととらえることができたなら、ひとりの力は小さいけれど、みんなが真剣に最良の道を考え、選択していけば、誰かを打ち負かすとか、誰かに責任を負わせるとかでもない、反対や賛成の枠を越えたよりよい未来が拓けると思います。
2008年2月3日(日) 日向市中央公民館
10:00 エコフリーマーケット(会場前広場 入場無料)
11:30 開場
11:40 ジャンベチーム「B-bross」
「hou」ライブ
12:30 映画「六ヶ所村ラプソディー」上映
14:50 「正木 高志」トークライブ
一般 前売/1000円 当日/1200円
中高生 前売/800円 当日/1000円
ペア 1800円(前売のみ)
小学生以下無料
チケット取り扱い 日向市文化交流センター
当日オリジナル陶器製ペンダントプレゼントあります
「正木 高志」トークライブ
環境は川を越えた向こう岸にあるのではない、自分自身が環境の1部。ジャンベを叩き、カリンバを演奏しながら歌を歌い、新しい時代の生き方を語りかけています。2007年原発の立ち並ぶ地域を巡りながら、六ヶ所村を目指し歩くおむすび巡礼walk9を行う。六ヶ所村の伐採跡の森に3000本の木々を全国から集まってきた若者たちと植える「六ヶ所村あしたの森プロジェクト」を発足。
著書に「木を植えましょう」「空とぶブッダ」など
森林ボランティアグループ「森の声」代表
「hou」ライブ
幼少のころから唄が好きで自然からのバイブレーションや、その時その場で生まれる音や言葉に祈りを捧げるように唄をうたい始める。
都内でのバンド活動や奄美での島生活を経て、現在は地元宮崎に住みながら全国のイベントやカフェ 幼稚園や老人ホームなど様々な場所で唄を届ける旅を続けている。
「エコフリーマーケット」
マイ箸マイバックを持参の方に 安く商品を提供したりする特典のあるフリーマーケットです。無農薬野菜の販売、手作り石鹸、天然酵母パンなどなど
参考
六ヶ所村ラプソディー 鎌仲ひとみ監督
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
『3・20』ピースアクション
(この問題に対して、行動している中村隆市さんと、てんつくマンをパワナビで取材した記事です)
http://www.pawanavi.com/event2/archives/2007/04/post_239.html
投稿者 hujiki : 2008年01月29日 11:22
コメント
放射能事故後のチェルノブイリでは事故前と同じように人々が畑で野菜をつくって食べて、そこで暮らしていると聞きました。行くところがないからって。六ヶ所村でも住民が生活していて、でも少しずつ少しずつ放射能はもれてくる・・。三陸沖の海藻ももう食べない方がいいって聞きました。
お金のない自治体の足元を見透かして、危険なものを地方につくらせ補助金を出すということを国に止めさせるにはどうしたらいいのでしょうか。
・・告知を転送してもいいですか?
投稿者 hiyokawataki : 2008年01月31日 10:32