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●ブロック予選

※左：ウマノセ/右：五丈バエ

　午前中は大ウネリがあり、瀬上げする所が限られる中、ウマノセと五丈バエに分かれての予選会。
今年は18名が参加、それぞれの瀬に2ブロックずつに別れブロック予選を戦いました。ウマノセではクロどころか魚の反応がほとんど無く、その中で唯一1枚のクロを釣った夏田さんが勝ちあがり、もう一ブロックは誰もクロの姿を見ることが出来ずに、ジャンケン勝負で河野さんが勝ちあがりました。五丈で行われた予選では、キロオーバーのクロも釣れる中、中西さんと橋本さんが勝ちあがり合計4名で決勝戦を行うことになりました。

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●決勝ラウンド1

　13時30分〜16時30分迄の3時間、1時間で時計回りに釣り座を交代します。南側から中西さん、河野さん、橋本さん、夏田さんの順で釣り座に入り決勝ラウンドが始まりました。

中西さん

河野さん

橋本さん

夏田さん

　開始数分後、沖のシモリ周辺に仕掛けを投入していた橋本さんのウキがスゥーっと入って、アワセます。

　上がってきたのはキーパーサイズのクロ！開始早々！！橋本さんが一歩リードしました。

　その後、橋本さんと同じように沖のシモリ周辺を狙っていた河野さんが、立て続けに2枚釣り上げ逆転！一進一退の攻防が続き、１ラウンドは橋本さん2枚、尾長らしきバラシもありましたが、河野さん3枚で場所交代です。

※惜しくも予選敗退したメンバーが後ろから観戦しています。

　決勝戦の行われた「五丈バエ」はとても大きな瀬で、横側や裏側でも釣りが可能です。裏では予選でキロオーバーのクロも釣れていました。観戦しない選手は釣りを楽しんでいました。

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●決勝ラウンド2

　時計回りで場所移動。第2ラウンドが始まりました。

　　ここで先制したのは、河野さん！確実にタモ入れして釣果を伸ばしていきます。

　　しかし！橋本さんも負けじと追いかけます！！！

　ところが、その後パターンを掴んだ河野さんにアタリが連発！中にはカワハギだったりもしましたが、着実に枚数を伸ばしていきました。

　中西さんも追いかけるようにようやく1枚釣り上げました。まだまだ1時間以上残っているだけに分かりません。

　橋本さんも河野さんを追いかけるように追加して、本当に検量まで勝負の行方が分からなくなってきました。微妙に河野さんがリードしたまま？最終ラウンドに突入です。

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●決勝ラウンド3

　残すところ最後の1時間となりました。最後まで勝負の行方は分かりません。

　1、2ラウンドでは見られなかった「タカベ」が餌取りで釣れるようになり、アタリがあってもタカベばかり、
その時、中西さんの竿に強烈なアタリが！！1号の竿が大きく弧を描きます。慎重なヤリトリの末にタモに納まったのは、本日最大の“クロ”

　もちろんキロオーバー！タモ入れの時にはギャラリーから拍手が聞こえてきました

その後は夏田さんが2枚のクロを釣り、決勝戦が終了。
その場で橋本支部長が検量します。

結果は・・・
第1位：7尾　3.3ｋｇ　河野さん

第2位：5尾　2.2ｋｇ　橋本さん

第3位：2尾　1.6ｋｇ　中西さん

第4位：2尾　1.0ｋｇ　夏田さん

　ということで、延岡支部の優勝は、河野さんに決定しました。

　優勝した河野さんは今年の6月3、4に長崎で行われる第14回WFGの全国大会に出場することになりました。是非！延岡の橋本敏昭名人、川野弘名人に続く表彰台を狙って欲しいものです。

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●予選会が終わって・・・

　延岡には沢山の名人の方がいらっしゃいますが、中でも橋本さん（支部長）、川野さんはWFGでの入賞の経験もあり、大会でも数多くの賞を獲得しています。今回の決勝戦では名人2人が所々でアドバイスをされるシーンが見られました。近くで見ていた私にも分かり易く、狙い所や仕掛けの説明など、聞いているだけで勉強になりました。

▲今回お世話になった大黒丸です