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2006年10月06日

ALL NIPPON G-1 GURE TOURNAMENT/GREX(北浦) [ 050釣りの現場 ]

今回は9月30日、10月1日と延岡市北浦町で行われましたウキで有名な釣具メーカーの「GREX(グレックス)」さんの全国大会「第4回 ALL NIPPON G-1 GURE TOURNAMENT」の模様をお届けします。
実はこの大会、今年の5月20日・21日に長崎県の五島で行われる予定でしたが、あいにくの台風1号の影響で延期となった大会であります。そのおかげ!?で今回の北浦開催が実現しました。
全国から予選を勝ち抜いた25名に推薦、シード選手を含む合計31名(実際は32名・当日は1名欠席)が2日間の熱い戦いを繰り広げました。
(レポート:藤島正博)

集合写真 シャンパンファイト


開催日:2006年9月30日〜10月1日
会場:延岡市北浦町
取材協力:GREX/道の駅北浦
URL:http://www.grex-net.com/

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●前夜祭

 9月29日道の駅北浦にて、前夜祭が行われました。
翌日の大会に欠かせない組み合わせ抽選が行われ、大いに盛り上がりました。

伊勢社長挨拶. 組み合わせ抽選.
宮川名人挨拶. 大知名人挨拶.
ダイワテスター岡田さん挨拶. Bブロック選手決意表明.


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●大会初日(ブロック予選)

 前日の前夜祭で行われた抽選会でAブロック〜Hブロック(1ブロック4名)の8ブロックに分かれて、
ブロック内総当りで各ブロックの代表選手8名が午前中に決まりました。
午後は各ブロックの代表が4組に別れて戦い、翌日の決勝リーグに4名が残る事になります。

・予選結果
Aブロック Bブロック
Cブロック Dブロック
Eブロック Fブロック
Gブロック Hブロック

 決勝リーグ進出を決める試合の一つ、Aブロックの勝者:松井幸敏さんと、Bブロックの勝者:稗島俊彦さんの地元宮崎県勢同士となった戦いは、「ゴゼンバエ」でした。
ウネリがあり、時折釣り場が洗われる中、稗島選手は目の前に大きなサラシがあり釣りづらそうでしたが、そんな中、釣り開始29分、規定サイズには満たないものの、早掛けで一歩リード。
一方、右に入った松井選手は上り潮が流れている中に仕掛けを投入しますが、餌が取られずに残ってきます。早掛けで一歩リードのまま、場所交代の後半に規定サイズを2匹釣り上げた稗島選手が1,100g、松井選手ノーフィッシュで稗島選手が決勝リーグに駒を進めました。

稗島選手 稗島選手
あゆ丸 宮川名人と橋本名人
決勝リーグ 決勝リーグ

 A/Bブロックは地元宮崎の稗島選手が勝ちあがりましたが、果たして他のブロックではどの選手が勝ちあがっているのでしょうか?
C/Dブロックでは広島の大知選手、E/Fブロックでは広島の和田選手、G/Hブロックでは大阪の宮川選手が翌日の決勝リーグ(準決勝)進出を決めていました。
港には地元延岡の橋本名人が宮川選手や大知選手の激励に訪れていました。

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●決勝リーグ(準決勝・決勝)

 10月1日、朝から雨模様となり、前日よりもウネリが増しているかのような中、
準決勝が行われました。

ケナシ到着

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●準決勝 稗島選手(宮崎)vs大知選手(広島)

 ケナシに渡礁した両選手!雨の中の戦いでしたが、前半から大知選手がリード、場所交代後の後半にもさらにリードを広げる釣果で、稗島選手5尾:1,250g 大知選手10尾:2,440gで大知選手が決勝進出を決めました。

稗島選手 大知選手
大知選手リード 準決勝終了

 もう一つの準決勝の和田選手vs宮川選手の戦いは土手で行われ、1尾250gの和田選手に対して、5尾1,250gの宮川選手が決勝進出を決めました。

決勝進出決定

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●決勝戦 大知選手vs宮川選手

 2日間の戦いもこの1戦で終わってしまいます。
決勝は大バエです。そして、準決勝で敗れた稗島選手と和田選手も同じ大バエで3位決定戦が行われました。
決勝では最初の場所決めジャンケンで宮川選手が勝ち、先に右に入りました。
1投目、2投目と立て続けにクロを掛けますが、残念ながら規定サイズ(23cm)未満。
お互いに微妙な規定サイズギリギリを拾いながら、前半終了。
場所を交代した後半は明らかに規定サイズ以上のアタリが大知選手に連発!!!
タイムアップの時点で大知選手は規定サイズ10尾を揃えていましたが、宮川選手は惜しくも7尾となり、
検量の結果、大知選手2,500g、宮川選手1,650gで大知選手が見事優勝を手にしました。

宮川選手談:最初のジャンケンで勝って、入る場所を間違えてしまった。

ということでした。僅かな潮の流れが勝敗に影響したようです。

決勝会場の大バエ 大バエに全員集結
場所決めジャンケン 宮川選手
宮川選手やりとり中 大知選手
大知選手やりとり中 検量中

 同じ大バエで行われていた3位決定戦は稗島選手4尾1,100g、和田選手10尾2,400gで和田選手が3位。
残念ながら地元宮崎勢の表彰台はかないませんでしたが、4位の稗島選手には次回の第5回大会で表彰台を目指していただきたいものです。

最終結果

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●表彰式

 港に戻って、表彰式が行われました。
優勝:大知 昭選手 準優勝:宮川 明選手
3位:和田 昌巳選手 4位:稗島 俊彦選手

 3位迄の選手はシャンパンファイト(最上画像)で大変盛り上がっていました。

1位〜3位 1位〜4位

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●最後に・・・

 今回の大会が始まる前の前夜祭で、クロの規定サイズイは25cmでしたが、
今釣れているサイズが小さいという事で、急遽23cmに変更になりました。
実際に予選で釣れる魚は23cmにも満たない魚が多く、検量されるクロの殆どが23cmギリギリでした。
予選で敗れた選手の中には「時間一杯とにかく釣りまくったのだが、規定サイズに満たないものばかりでとても残念です。」との選手もいらっしゃいました。
そんな中、準優勝の宮川選手は参加選手中、規定サイズを一番釣り上げていました。
優勝の大知選手、準優勝の宮川選手は初めての北浦で結果を残すところは流石名人!!

お二人の釣技を後ろから見ていた選手達は、来年のリベンジを誓ったのではないでしょうか?

今回の大会を運営されましたGREX会長の藤沢様、社長の伊勢様、大会実行委員長の道北様、他大会役員の皆様、そして大会に参加されました選手の皆様お疲れ様でした。

061001-GREX-042.jpg

投稿者 fujishima : 2006年10月06日 19:28

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