Ω-CAFE (オーカフェ)
神奈川県産の食材を使ったお料理や、米粉を使用した自家製スイーツが魅力の、ビル群の中にある「体にやさしい」オアシス的CAFE!
連日に渡る真夏日に息苦しさを感じる横浜です……。しかし梅雨明けしたとはいえ、まだまだ湿度は高く、ジメジメした空気がたちこめる街中を歩いていると、ついふらりとカフェに入って、まったりとした時間を過ごしたくなる衝動にかられてしまいます……。
そこで今回のレポートでは、JR関内駅とJR桜木町駅、そして京急日ノ出町駅のちょうど中間に位置する、ビル群の中のある「体にやさしい」オアシス的なカフェ「Ω-CAFE」(オーカフェ)をご紹介いたします!
湿気によるカビの発生を抑える効果があり、さらにシックハウス対策に有効と言われる「珪藻土(けいそうど)」に包まれた、やわらかな色合いで統一された店内に足を踏み入れると、都会ならではのベタついた熱気がまるでウソのように感じられる、心地よい空間が広がっています。
ちなみに、フードメニューからは、お客様の健康を考え、神奈川県産の野菜がたっぷりと使用されている他、「小麦アレルギーの方でも美味しいものを楽しめるように」と、ほとんどのデザートに小麦粉ではなく米粉を使用。さらに生キャラメルなども「自家製」と、きめ細やかなオーナーの配慮が感じられます。
日中の強い陽射しからしばし避難し、カフェタイムにまったりするのも良いですが、夜にはバー営業もされているので、会社帰りにフラッと立ち寄ちよるのもオススメ!
それでは早速、詳しくお店を紹介していきましょう☆
(レポート:井手 悠哉、上野仁美)
Ω-CAFE(オーカフェ)
住所:神奈川県横浜市中区吉田町6-1
電話番号:045-231-5215
営業時間
火〜日・祝:11:30〜15:00(ランチタイム)
火〜木・日・祝:15:00〜17:00(ティータイム)
火〜木・日・祝:17:00〜24:00(ディナータイム)
金・土:17:00〜02:00
定休日:月曜日
URL:http://o-cafe.jp/
JR関内駅、JR桜木町駅、京急日ノ出町駅から徒歩6分の好立地!
JR関内駅、JR桜木町駅、そして京急日ノ出町駅。「ΩCAFE」(オーカフェ)は、これら3つの駅のちょうど中間地点の桜木町と関内の間に流れる「大岡川」を結ぶ「都橋」のたもと付近という、どこからでもアクセスしやすい好立地な場所に位置しています。
周辺マップ
温もりある珪藻土(けいそうど)に包まれた店内
カウンタースペースとテーブル席がある1階と、夜にはパーティースペースとしても使用可能なソファー席のある2階は、どちらも珪藻土(けいそうど)というやわらかい質感が特徴の有機素材(珪藻土:湿気によるカビの発生を抑える効果があり、さらにシックハウス対策に有効と言われる)を原料とした塗料で包まれており、ビルに囲まれたビジネス街のど真ん中にありながら、どこかオアシスを感じさせるとても落ち着いた雰囲気があり、ゆっくりと気持ちを休めることが出来ます。
また、店内には大きな絵画がいくつも飾られており、お店の雰囲気づくりには欠かせないアイテムになっています。
▲「Ω-CAFE」一階店内。
▲オーナーのご友人で画家の「榎本和規」さんが描かれた絵画も魅力的。
▲幻想的な光で照らされた階段を上って行くと二階席。
▲二階席は、結婚式の二次会などでも使用されるのだとか。
▲店内のあちこちにユニークな置物が!
メニュー紹介
パスタ、ピザ、サラダにご飯ものや一品料理、そしてデザートにアルコール類など、メニューは豊富!そんなバリエーションに飛んだメニューの中から、今回は、「Ω-CAFE」オススメのフードメニューとデザートをそれぞれ2品ずつご紹介いたします!
鶏肉と7種野菜のガパオ 900円
タイ料理のメジャーなメニューの一つ、「ガパオご飯」をΩ-CAFE風にアレンジしたこちらの一品、黄身はふんわり、白身は揚げるようにカリカリに焼いた目玉焼きの下には、鶏そぼろが隠れています。
目玉焼きとサラダ、鶏そぼろとご飯、それぞれがまんべんなく絡み合うように、よーく混ぜ合わせるのが美味しく食べる秘訣!一口食べると、まろやかな黄身のトロミに包み込まれたご飯に加え、隠し味にオイスターソースとスイートチリソースを入れることにより味に深みが増した鶏そぼろ、そしてレタスのシャキシャキ感とマヨネーズの甘さが、噛むごとに違った味わいを感じさせてくれます!
また、本場タイの「ガパオご飯」とは違い、辛さは控えめなので、どなたでも美味しくいただけます!
グリルサラダ 980円
“おしゃれな野菜炒め”をコンセプトに創作されたこちらのサラダは、10種類の新鮮な野菜をオリーブオイルと絡め短時間でグリルすることにより、野菜本来のみずみずしさを損なうことなく仕上がっています。
ブロッコリーのつぶつぶ感、パプリカのパリっとした歯ごたえ、アスパラガスのジューシーな甘さなど、野菜それぞれの特徴が際だっており、さらにアンチョビとオニオンで味付けしたバーニャカウダソースをかけることにより、ヘルシーでありながら味にボリュームがプラスされ、食欲旺盛な男性の方でも満足できる一品になっています!
バナナチョコキャラメルシフォン 580円
“小麦アレルギーの方でも美味しいものを楽しめるように”という想いから、Ω-CAFEのスイーツは、ほとんどが小麦粉ではなく米粉を使用しているそうです。
こちらは米粉をしようした自家製シフォンケーキで、モチっとした生地の弾力とキメの細やかさが印象的!
たっぷりとかかったチョコソースと生キャラメルソースが印象的!しかし、その見た目とはうらはらに、甘さが控え目の大人味なのでスッスッと口の中に入っていきます。
ちなみにトッピングされている生キャラメルソースもなんと自家製のものを使用しており、食べたときに抜ける香ばしいキャラメルの匂いと、上品でビターなコクが特徴です。
米粉のベイクドチーズケーキ 480円
米粉を使った珍しいベイクドチーズケーキ。下に敷き詰められたクッキーのサクッとした食感と、チーズ生地の濃厚でありながら後味がさっぱりしている、滑らかな口当たりが後を引きます。
自家製生キャラメルソースとの相性も抜群で、一緒に食べると二つのリッチなハーモニーが口の中いっぱいに広がっていきます!
コーヒーや紅茶はもとより、赤ワインなどと組み合わせていただくのもオススメです。
その他のメニュー
▲メニュー(一例)
Ω-CAFE オーナー・大木 哲史さん インタビュー
▲「Ω-CAFE」オーナー・大木 哲史さん(右)
Q:関内周辺ではあまり見かけない、避暑地を感じさせる雰囲気が漂うお店ですよね。
「そうですね、当店は開店してから2年ほど経つのですが、当時はこの辺にカフェがほとんどなかったんです。また、気軽に入れてお店の雰囲気も良くコストパフォーマンスに優れた美味しいお料理を出す、このような雰囲気のカフェが横浜には少ない気がして、だったら自分で作ってしまおうと思いお店を始めました」
Q:お料理にもこだわりがあるそうですが。
「はい。当店では、地場(神奈川)の食材をできる限り使用しており、例えば野菜などは、鎌倉野菜や、横浜だと新横浜のあたりで取れる新鮮な野菜を使っています。先ほどお出ししたグリルサラダの野菜も全てではないですが、ほとんどが神奈川県産の野菜で構成されています」
Q:店内に飾られている絵画もすてきですね。
「ありがとうございます。これは、私の友人であり、画家の榎本和規さんに、”動物と自然”をテーマに描いていただいたものなんです」
画家・榎本和規さん
「着地点がわかってしまうような制作活動ほどつまらないものはなく、他人と同じような作品や表現にならぬよう作品を創作していくことで自分のスタイルを確立していきたい。そして今は、ちょうどその感覚を掴みかけている時期なんです」と語る、画家・榎本和規さん。
Ω-CAFE取材後にΩ-CAFE店内の絵画についてお話を伺ったのですが、「動物は」キリンとゾウ、「自然」は地割れした地面を描くことで表現し、お店に飾るので、絵が暗くなりすぎないよう気をつけながら作品を制作していったのだそう。また、今年中にグループ展、来年には個展を開催予定だそうです。
Q:今後の予定や取り組みについて教えてください。
「お店では、少し涼しくなってきたらエコを意識したキャンドルナイトのイベントを開催していく予定です。また、榎本和規さんと共に、ブランド”EF”(仮)を立ち上げる予定です。まだ本格的には活動をしていないのですが、準備が出来次第「Ω-CAFE」のホームページなどでも告知していく予定です」
ありがとうございました。