みやざきの巨樹百選とアオバズク
投稿:2016.07.16
交流会行事撮影の為、延岡市北方町にある三椪(みはえ)小学校跡にお邪魔してきました。2014年3月に閉校となったそうですが、しっかり管理され、また明日からでもすぐに授業がはじめられそうなほどでした。
そこで、学校のシンボルでもある「みやざきの巨樹百選」の大きな大きなセンダンの木を地元の方が見上げていたので、お話しを伺うと毎年やってくる「アオバズク」が居るんだよと教えてくださいました。
▲みやざきの巨樹百選「三椪小学校のセンダン」樹齢は120年を超えているそう
目を凝らしてみると胸の模様が特徴的な「アオバズク」が猛禽類特有のするどいツメでしっかりと樹の枝にとまっていました。朝から晩までずっと同じ場所にいるそうで、この大きなセンダンのどこかに巣があるんだろうという事でした。
地元の方にはお馴染みのようで、カメラを向けていると何を撮っているかも聞かずに「綺麗に撮れた?」とだけ聞いてくるのが印象的でした。
小学生達のはしゃぐ声はもう聞こえませんが、アマガエルがかくれんぼしたり、オオシオカラトンボが羽を休めたりと、生物たちは今日も変わらずのびのびと生活していました。