まずは外国馬から。アイヴァンホウは凱旋門賞で惨敗の日本勢よりも後ろの着順。もちろんレースぶりからも高速馬場のここでは苦しい。アップウィズザバースもアーリントンカップは離れた4着、前走のＧ３で勝ちきれなかったことからも見送り。トレーディングレザーはゴドルフィンの刺客。勝ちきれない内容も着差も気になるが３頭の中ではのびしろを感じる。要注意。

　凱旋門賞組の２頭、あくまでもあの結果は騎手の力不足。川田、福永の騎乗で凱旋門賞が勝てるほど競馬は甘くない。長い直線の追い比べでまっすぐバランスを崩すことなく、そして長く乗り続ける技術はやはり海外の騎手に比べるとまだまだ。乗りなれた東京といえども少し割引が必要。特に今年は能力の高い馬が集まっているためにゴール前は混戦に。したがって騎手の腕が勝敗のカギを握る。
　ということで本命はジェンティルドンナ、前走は展開にやられた感じ。あんなレースにしてしまったのは乗り方。やはりドバイを制した名馬、鞍上もＲ・ムーアに。追い比べで豪腕の鞭がうなる。
　２番手はイスラボニータ、フジキセキ産駒だけに一発の魅力を感じる。蛯名の追い込みもこの競馬場なら。
　あとはトレーディングレザー、ジャスタウェイ、ハーブスターの順番で抑える。