競馬”G1″予想 – 2012 -『朝日杯FS』


投稿:2012.12.16

パワナビ松田の予想

◎コディーノ
○ゴットフリート
▲ロゴタイプ
△エーシントップ
☆フラムドグロワール

 デビューから1800mのレースを重賞を含め目下三連勝中のコディーノ。近年の傾向から考えると、先を見据えれば、クラシックに直結しないこのレースではなく、2000mのラジオNIKKEI杯2歳Sへの出走が濃厚ではと思ったのだが、陣営は来年のクラシックを含め、あえてG1をひとつひとつとりにきたのだろう。自信の表れに他ならない。トリッキーな中山コースは初となるが、これまでのセンスの良いレースぶりから問題にはしないだろうし、人気ではあるが、現時点での2歳馬としてのできのよさはぬけている。当然さからえない。
 対抗は、万が一、コディーノを差すとしたならこの馬では?と思えるゴットフリート。距離経験、コース経験共にあり、なにより破格の末脚をもっている。さらに今回の鞍上はスミヨン。はまれば確実に突き抜ける。
 三番手は先行力のあるロゴタイプ。ゴットフリート同様、鞍上のデムーロは魅力。距離経験乏しいが、そこはデムーロ、そのまま粘りぬくかもしれない。ただ、ゴットフリートのように、「はまれば」という点においては、それほどでもない。
 あとは、目下三連勝中の実績馬エーシントップと、一発のありそうなフラムドグロワールまでが馬券対象。

 

パワスポ黒田の予想

◎ゴットフリート
○ロゴタイプ
▲エイシントップ
△ラブリーディ
☆フラムドグロワール

 来年のクラシックを見据えて行われる朝日杯2歳S。今年の競馬界を引っ張ったステイゴールド産駒、ディープインパクト産駒の姿はない。これは中途半端なレース体系で2歳レースをつくったJRAの戦略ミスかもしれない。おそらく2歳戦線を盛り上げ価値のあるものにするには牝馬のG1(1600m)、牡馬のG1(1600m)が11月の終わりにあり、有馬記念の週に2000mのG1ができれば馬もそろい来年に向けての競馬ファンの夢が生まれるのではないか?どうしても有馬記念は今年の締めくくりであり競争馬にとっても終わりのイメージがある。だからこそ次に向けての光を注目の集まるレースをそこに持っていけないかとおもう。だいたい年末の最後のレースにファイナルステークスや、だじゃれを込めて尾張ステークスなんてセンスが競馬界の今の状況をつくったと思う。そんな中やはり盛り上がりの欠けたレースとなった今週、未来を感じる馬よりは仕上がりと適正、騎手の力を重視したい。

 まずはゴットフリート、名前を見てすぐに思ったのはガンダム(笑)。騎手は日本でも安定した力を発揮するスミヨン騎手。新潟での2勝目は少し微妙であるが中山での新馬戦の勝ちっぷり、そしてなりよりも丸山からの乗り替わりが大きそう。馬体もパワーが必要な中山ではぎりぎりの460kg台。十分勝負が出来そう。
 ロゴタイプも本命馬と同じローエングリーン産駒にデムーロ、父ももともと乗り難しい馬だったがそんな馬だからこそ外国人騎手の力はプラスになる。
 三番手は実績一番のエイシントップ、リーディングの浜中が4連勝で来年のG1の主役に躍り出るのか?といってもNHKマイルが一番合いそうな馬であるが。馬体重も500kgを超えて中山向き。外国人騎手、地方出身騎手全盛の今の競馬界、来年に向けての明るい話題となることを期待して…。
 あとは抑えでラブリーディ(ルメール)良血馬フラムドグロワールまで…。

 


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