大型プロジェクター完備。雰囲気の異なるいくつかの空間をもつ個性派カフェ・レストラン『Solid green（ソリッドグリーン）』

　12月に入りようやく冬らしい寒さを感じるようになりました！年の瀬も押し迫り、仕事でもプライベートでも何かとあわただしい毎日を過ごしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？
　さて、今回のグルメレポートは、宮崎市にある有名なフレンチレストラン「ベルエポック」グループから、2011年10月1日に新しく誕生したカフェ・レストラン、『Solid green（ソリッドグリーン）』をご紹介いたします。

　ナチュラルな美味しさを徹底的に追求したメニュー（ランチ・カフェ・ディナー）はもちろん、中央のキッチンを中心に、店内（屋外のウッドテラスを含む）は雰囲気の異なるいくつかの空間に別れており、部屋によっては大型プロジェクターが完備されているので、パーティやミーティングだけでなく、各種教室をはじめ上映会・ライブイベント・講演会などなど、さまざまな分野での利用が可能です♪

　忘新年会シーズンをむかえるに当たり、会場探しでお困りの幹事さんは、ぜひぜひ！チェックしてみてくださいね。
（レポート：中本望美）

Solid green（ソリッドグリーン）

住所：宮崎県宮崎市船塚2-7
電話：0985-71-6227
営業時間：
Lunch 11:30～14:00
Cafe 11:30～16:00、18:00～21:00
Dinner 18:00～22:00
定休日：月曜日
駐車場：あり
URL：http://www.belle-epoque.jp

 

 

道案内〜駐車場まで！

　まずは簡単なルート案内から！県道333号線と県道44号線が交わる「矢の先交差点」を、「宮崎神宮」を左手に、そして「宮崎県立図書館」や「メディキット県民文化センター」を右手に見ながら、県道44号線をそのまま約400メートル南下すると、右手に広々とした駐車スペースが印象的な「セブンイレブン」があります。その後ろにある2階建ての建物の２階部分が『solid green』になります。

▲駐車場案内詳細図

▲県道44号線セブンイレブン側入口（建物の左側の路地から裏の駐車場へ）

▲建物裏・駐車場側からの入り口はこちら

 

周辺マップ

 

店舗紹介〜外の光が降り注ぎ開放感のある店内

　階段を上ると、建物の奥まで一直線にウッドテラスがのびており、入り口までのちょっとした時間でたっぷりと開放感を感じることができます。

　ウッドテラスからガラス張りの店内へ入ると、中央のキッチンをはさんで左右に大きな二つの空間がつくられています。

　メインとなる入り口に面した空間にはシルバーを基調にしたテーブル席が用意され、太陽の光がたっぷりと差し込むカジュアルな雰囲気になっています。その奥には扉を閉めると個室に早変わりする部屋があり、窓の向こう側には、開放感あふれる吹き抜けの中庭を見渡すことができます。

　またそのお隣りの部屋は屋根がすっぽり抜けていて、青空をながめながら食事を満喫することが出来るようになっています。

　キッチンを中心に反対側のスペースは、木目を基調とした落ち着きのある大人の雰囲気が演出された空間になっています。

　奥の入り口付近には天井まで届く高さのグラスショーケース、中央には大型のワインクーラーが設置され、カウンターの前はオープンキッチンになっており、シェフの調理風景と合わせて、お料理やワインを楽しめるシックな造りになっています。

 ちなみに「子ども用のイス」も完備されているので、子どもと一緒の「ママ友ランチ」や家族連れのお客様達には重宝がられているようです♪それでは、人気メニューをご紹介します♪

 

Potiron（ポチロン）　1,050円

（＋315円でデザート付き　お飲物お代わり＋105円）

▲日替わりのワンプレートディッシュ（スープ・サラダ・メインディッシュ・パン・コーヒーor紅茶）

 

サラダ

 季節の野菜が15～20種組み合わされた豪華な内容！しかも、イタリアの「カステルフランコ（レタスの一種）」や、赤とグリーン2色の「からし水菜」など、普段のお買い物では見かけないような種類ばかり。中でも、「黄にんじん」といって、生で食べられて、噛めば噛むほど甘みと風味が増すというめずらしい人参もありました。
　野菜は、主に農家で取れ立たばかりのものを仕入れており、サラダでは一番重要な「フレッシュ感」をよりいっそう感じられます。ドレッシングも素材を邪魔しないようにシンプルに仕上げられており、野菜本来の甘さや苦さ、形、彩りが見た目もバランスがいいからテンポよく味わうことができます。

 

スープ

　15種類以上の具をふんだんに使用し、「食べるスープ」をコンセプトにしたぜいたくなスープ。水でコトコト野菜を煮立て、食材からのうまみを大切にし、味付けも「塩」のみで仕上げられているので、野菜の香りとほんのりとした甘みがしっかり味わえます。しっかりと噛み締めて味わえるのが印象的！

 

メイン

この日のメインは「若鶏のソテー　プロヴァンス風」。皮面をパリパリに焼き上げられた若鶏に、野菜がゴロゴロと入ったソースがたっぷりかかっています。こちらのソースも、野菜をたっぷり使い、水分を飛ばして本来の旨味をぎゅっと凝縮させているので、お肉にたっぷりと絡ませて、一緒に頂くのがおススメですよ♪
　リピーターの方が多いので、メニューがかぶる事無く「飽きずに楽しんで頂けるように！」と、日替わりのバリエーションも数多くそろえているのだそうです。

 

手作りのパン／コーヒーor紅茶

 

Chataigne（シャティーヌ）1,260円

（パスタもしくはピザのランチ / お飲物お代わり＋105円）

▲パスタランチ（スープ・サラダ・パスタ・デザート・コーヒーor紅茶）

▲ピザランチ（スープ・サラダ・ピザ・デザート・コーヒーor紅茶）

 

サラダ

　こちらは、上記のフレッシュサラダと、私たちが普段から頂いているサラダの定番「ポテトサラダ」を合わせたものです。普段食べなれない「洋食カフェ・レストラン」でお食事を頂くとき、やはり気持ちのどこかで「緊張」を感じるものですが、そんな緊張感を「お料理」でほぐし、リラックスして食べて頂きたいというシェフの心遣いが伺えました。

 

季節のスパニッシュオムレツ

　旬の野菜がぎっしりと敷き詰められた、やさしい味のスパニッシュオムレツ！この日は、ジャガイモとズッキーニがゴロゴロと入っており、食べごたえもしっかりしていました♪

 

魚介とカブのオイルソースパスタ（本日のシェフおすすめのパスタ）

（料理は取材日のものです。その日によって異なります）

白身魚やイカ、貝類を種類豊富にたっぷりつかい、「ミートソースの魚介版」のようなイメージの具材たっぷりパスタです！この日は、たまたま宮崎市内のデパートで京都の物産展が行われていた事もあり、そこで販売されていた京野菜の「聖護院かぶ」をつかってできあがった特別なパスタなのです。魚介のスープがしっかりとパスタに絡み、海の幸の風味の中に、ほくっとしたカブの食感と慣れ親しんだ日本風の味わいが、気持ちをほっとさせてくれます。

 

本日のシェフおすすめのピザ（内容は取材日のものです。）

　トッピングは、アンチョビとフレッシュミニトマト、マッシュルーム、バジル、モッツァレラチーズという、豪華ながらもピザの定番の内容。こだわりぬいて焼きあげられた生地からは、パリパリ、しっとり、ふわふわという様々な食感がピザ一枚の中で楽しむことができ、その食感の楽しさと素材のおいしさを求めて「もう一切れ、もう一切れ」と手が伸びて、気がつくと、ペロッとまるごと一枚を食べきってしまいました。他では決して味わえない美味しさですよ♪

 

デザート（内容は取材日のものです。）

　この日のデザートは「クレームタンジュ」。基本的にフロマージュ（チーズ）をメレンゲ、生クリームを加えて作るのですが、ここではヨーグルトを使用。そうすることで、味を似せたままで、あっさりとカロリー控えめに仕上げる事ができるのだそうです。女性だけでなく、体型やカロリーが気になる方には、とってもうれしいデザートです♪

 

デザート＋コーヒーor紅茶のセット　840円

（デザートは定番のもの季節のものを合わせた5種類のケーキから選べます。）

▲「季節限定いちごのショートケーキ　カフェスタイル」

　こちらは、12月からスタートしたばかりの冬季限定デザート。グラスの中に、スポンジ、カスタードクリーム、イチゴが何層にも積み上げられ、一番上には、濃いピンク色のマカロンと、フレッシュいちごがトッピングされた、見た目にも「かわいいっ」と声をあげてしまうほどキュート♪

▲こちらのマカロンもすべて手作り。ベリー味の甘酸っぱさが、イチゴのショートケーキとの相性抜群です。

 

スタッフのみなさんのコメント☆

山本一秀さん（シェフ）

「お一人ではなく、お連れ様と一緒にご来店される方が多いので、ゆっくりお話していただきながらお食事を楽しんで頂きたいと思いながら準備をしています。例えばサラダの中の素材だったり、食材同士の組み合わせだったり、お料理自体も、お客様の楽しい話題のひとつになればと思い、食材選びにもこだわっています」

 

矢野愛弓さん（パティシエ）

「このデザート（上記：季節限定いちごのショートケーキ　カフェスタイル）は、いちごのおいしさを消さないように、クリームはあっさりした甘さに、スポンジは食べやすいようにしっとりと仕上げています。カフェのメニューだけでなく、お料理に付くデザートも全て担当させて頂き、”おいしくなあれ”と心をこめて作らせて頂いています。そして、ソリッドグリーンならではの味とスタイル、さらにカフェならではのおしゃれさと見た目のかわいさにもこだわっています」

 

巣山隆也さん（ピザ担当）

「素材も然りですが、すべての基本となる土台の生地にしっかりこだわりました。分厚すぎず、薄すぎず、表面はパリッとしていて、中はふわふわ感が残るような厚さに仕上げています」

 

宮田猛敏オーナーのコメント

「美味しい笑顔にいつも出会えるように！それが、私たちソリッドグリーンのテーマです。レストランという空間で、美味しいという笑顔に出会えるために何が出来るか？私たちが追求している”こだわり”は、すべてお客様の美味しい笑顔のためにあります。味覚、彩り、香りをすべてのコントラストが相成って、季節の美味しさは感じられます。料理への徹底したこだわりは、すべてが自然（ナチュラル）のものでありたいと思っています。自然が織り成す美味しさを感じて頂きたくて今日の料理が生まれてきました。ご来店いただきましたおりには、どうぞごゆっくりとお楽しみ下さいませ」

 

　取材にご協力いただきありがとうございました。