ミドリネコ舎
ドイツやイギリスなど、オーナー自らヨーロッパ各地を歩きまわり買い付けてきた輸入文具や雑貨がずらり。その数なんと2000点以上!
今回ご紹介するお店は、熊本県熊本市「JR水前寺駅」のすぐそばにある、輸入文具を中心に取り扱う雑貨店『ミドリネコ舎』をご紹介いたします。
オーナーの「伊牟田 弘恵(イムタヒロエ)」さんが大好きな、ミドリ色とネコをあわせて「ミドリネコ舎」という、一度聞いたら忘れない個性的なネーミングが印象的なこちらのお店!
店内には伊牟田さんがドイツやイギリスなど、ヨーロッパ各地で買い付けてきた輸入文具や雑貨がずらり!棚の上だけでなく引き出しの中にまで商品がぎっしりと詰まっており、その数なんと2000点以上というからびっくりです!
もちろん、それだけ商品が充実しているので、例えばペン一つとっても、おしゃれで機能的なものからアンティークの万年筆まで幅広くカバーされています!一見どれにしようか迷ってしまいそうですが、それ故、自分好みの一品を見つけたときの楽しさや喜びを感じるのもこのお店の魅力の一つです。駅から歩いていける距離ですので、お散歩がてらに立ち寄ってみるのもオススメです!
(レポート:井手悠哉)
ミドリネコ舎
住所:熊本県熊本市新大江1-17-10 K2ビル1F
電話番号:096-342-8657
定休日:火曜
営業時間:10:00〜19:00
駐車場:有り
URL:http://midorinekosha.com/
周辺マップ〜JR豊肥本線「水前寺駅」そば!
店舗はJR豊肥本線「水前寺駅」北口方面にある「県立熊本高校」の東側にあります。
ヨーロッパ各地の雑貨がずらりとならぶ店内
▲店舗外観
お店の扉を開けると素敵な笑顔でオーナーの「伊牟田弘恵(イムタヒロエ)」さんが優しく迎え入れてくださいます。余裕のある時は、お客様一人一人にお茶を入れてくださるなど、きめの細かい接客をされるので、取材当日も店内奥のスペースで、いただいたお茶を飲みながらホッと一息入れているお客様や、伊牟田さんと談笑するお客様など、人と人との暖かなふれ合いがお店の中に満ちあふれていました。
見ているだけで心が楽しくなってしまう、色とりどりのおしゃれな輸入文具や雑貨ももちろん素敵で、2000点以上あるという商品は国内のメーカーはもとより、伊牟田さんがドイツやイギリスなど、ヨーロッパで買い付けてきた商品で構成されております。
▲「ミドリネコ舎」店内にはカラフルでカワイイ文具や雑貨がたくさんあるので、お店に一歩足を踏み入れると思わず、「わあ!」と感嘆の声を上げてしまいそうになります!
▲店内の棚や引き出しにも商品はディスプレイされているので、この場所には何があるんだろう、と宝探しのようなワクワクした気持ちで自分好みの商品を探してみてください!
▲青の北欧調の模様がカワイイこちらのポットは3,500円、小さなカップは1つ1,200円(写真下段)
▲約50年前、イギリスの活版印刷などで使われていたスタンプなんてものも!(写真右)
▲天然皮革にこだわる職人・渡辺太刀夫と、U. S. M. Corporation とのコラボレーションで生まれた、日本人ならではの繊細な匠な技術と知恵を活かした革加工製品を生み出してゆくブランド「TACHIO」の筆箱4,410円と小銭ポーチ4,725円(写真右)
▲手帳やメモ帳なども充実しています!
▲ダンボール80%、新聞紙20%を使用した古紙100%の収納ボックス「MOLDED PULP BOX」本体に凹凸をつけることで強い強度を保っています。(写真左)アンティーク調が目を引く地球儀は6,900円(写真右)
▲万年筆軸1,,680円〜(写真左)と、珍しくもオシャレなエッフェル塔型の筆先1,050円(写真右)
▲こちらはイギリスで売られていた万年筆。定規を当てやすいように先が独特な曲がり方をしています。
地元アーティスト達に商品も!
ミドリネコ舎には、輸入文具やメーカーの雑貨以外にも、地元熊本で活躍している作家さんやお店屋さんの商品も扱っていらっしゃいます。ここからは、その方々の商品の一部をご紹介いたします!
アクセサリーブランド「W」
▲熊本在住のデザイナー、kokoさんのヴィンテージパーツを使ったアクセサリーブランド「W」のかわいらしいアクセサリー!
JUNYA HARADA
▲作家、JUNYA HARADAさんが作るこちらのバッグはなんと牛乳パックとお米の袋から作られているんです!紙で出来ているとは思えないほど頑丈で耐久性もあり、紙特有のシワが独特の表情を生み出し、デザイン性にも富んでいます!
ji-u
▲熊本県山鹿市にあるカフェ「ji-u」さんの人気商品しょうがシロップを元に作られた、ジンジャージャム!
りんといと
▲熊本で珈琲の受注販売と焼き菓子のお店「りんといと」。焼き菓子は、なるべく体に優しい材料を使うように心がけ、卵は餌にこだわった平飼い有精卵を使い、白砂糖は使わず、きび砂糖やオーガニックシュガーで甘味を整え、薄力粉は北海道産小麦100%の「ドルチェ」、強力粉は九州産の「ミナミノカオリ」を使用し、その他の材料もなるべくオーガニックのものや国産のものを選んで使っているのだそう。
▲取材中、偶然にも「りんといと」のオーナーさんとお会いすることができました!
インタビュー〜オーナー・伊牟田 弘恵さん
▲伊牟田 弘恵さん
Q:オープンはいつ頃ですか?
「私は鹿児島出身なのですが、4年前に熊本でお店をやろうと思い、この場所に出店しました。また、お店のコンセプトとしては、とにかく私の好きな商品だけを集めたお店にしようと思っていました。そこからお店のネーミングも私の好きなものの名前にしようと思い、ミドリ色とネコをあわせてミドリネコ舎という名前にしました」
Q:お店には沢山商品がありますが、どのようにして集められたのですか。
「店内の商品は元々自分で集めていたものや、日本のメーカーから卸したもの、そしてドイツを中心にフランスやイギリス、オーストリアなどの蚤の市やアンティークショップに直接買い付けに行ったものがありますが、どれも私が自信を持ってオススメできるものなので是非ともご覧いただければと思います」
Q:イベントなどの告知がありましたら教えてください。
「通常営業のほかに、毎月、作家さんの作品の展示や販売、ライブイベントなど様々なジャンルのイベントを行っております。また、来月3月3日〜26日には、チェコの老舗文具メーカー、『セントロペン』の商品イベントを開催するのでお越しいただければ幸いです」
ありがとうございました。