ヘアメイクアップアーティスト『寺本 剛』


投稿:2009.10.10
【東京エリア】 【ショップ】 【美容・健康】 【インタビュー】 【アーティスト・著名人】

スタイリングがよくても、髪そのものが健康でいきいきしていなければ意味がない。僕は根本的に美しい髪をつくる手助けがしたいんです。

ヘアメイクアップアーティスト 寺本 剛ヘアメイクアップアーティスト 寺本 剛

「頭皮と顔は一枚皮」という独自の美髪美肌理論を提唱し、サロンワークから海外CM出演、さらに著書出版と多方面で活躍している世界的メイクアップアーティスト寺本 剛。
 もともときめ細やかなサロンワークに定評があった彼が、自身の活動の幅を飛躍的に広げるきっかけとなったのは、2006年の『花王アジエンス』海外CM出演である(翌年以降も同CMシリーズには毎年出演)。さらに2007年には著書『美髪ヘアサプリ 』(講談社)を発表。同書では美容業界で注目されていた『頭皮ケア』を一般人向けにわかりやすく解説し反響を呼ぶ。
 以後、彼の名前は世界的なものになり、日々のサロンワークをこなしつつ、雑誌やCMの撮影に立ち会う傍ら、EXILE、COLORといった大物アーティストのヘアメイクなども手がけ、さらにイベントや講演、テレビ、ラジオなどに参加・出演し、時間を惜しまず精力的な活動を展開している。
 また2008年秋には寺本氏プロデュースにより、自身が提唱する「頭皮と顔は一枚皮」のイメージを見事に商品化。ブランド名を『KAMIKESHO / 髪化粧』とし、頭皮洗浄をコントロールしつつ、美しく清潔で健康的な頭皮と髪をつくりあげる効果をサポートする『プレシャンプー』が注目を集めている。

ヘアメイクアップアーティスト 寺本 剛・

(画像は公式ホームページより抜粋)

 そこで今回のインタビューでは、多方面に渡る仕事をこなし、多忙な日々をおくっている寺本氏がヘアメイクアップアーティストになった直接のきっかけをはじめ、印象に残っている出来事や、自身が「原点」と呼ぶ「サロンワーク」へのこだわりなどを詳しく語ってもらい、彼の人間像に迫ってみた。
 インタビューの中で「今後の目標は?」という質問に対し、「様々な活動はしてるものの、やはり自分の原点はサロンワークにあります」とした上で、「僕のもとに足を運んでくださる身近なお客様達を今まで以上に大切にすること。それが当面の目標です」と笑顔で語ってくれた寺本氏。
 きっと世界の大舞台を経験している彼が掲げる目標にしては「身近なお客様を……」はあまりにも謙虚に聞こえるかもしれない。しかし彼はそのことを、どんなに大きな舞台よりも真っ先に、そして本気で考えている。
(取材・文:松田秀人)

寺本 剛

UEL:http://www.isometic.com/

 

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ファッションデザイナー『瀬田 一郎』


投稿:2009.08.31
【東京エリア】 【ファッション】 【インタビュー】 【芸術】 【アーティスト・著名人】 【アート】

多くの人が楽しめるものをつくりたい。でも多くの人がつくれないものを僕はつくりたい。

ファッションデザイナー・瀬田 一郎

 世界を舞台に活躍するファッションデザイナー瀬田一郎。フランスのジャン・ポール・ゴルチエ社にて経験を積んだ後、Y’s、Yohji Yamamotoを経て、2001年、長繊維のトップメーカーである、独ENKA社主催による世界的なファッションタレントスカウトプロジェクト『ENKAMANIA』にて、世界の若手デザイナー500名の頂点に立ち、それをきっかけに2005~2006年秋冬コレクションまでミラノコレクションに参加。現在は日本国内において様々なファッションブランドと契約し、瀬田一郎ならではの世界観を提供しつづけている。
ファッションデザイナー・瀬田 一郎ファッションデザイナー・瀬田 一郎

 世界的実績をもつデザイナーだけに、彼の作品を目にする機会はあるが、しかし彼の「生の言葉」に触れることはめったにできない。意識的にせよ無意識的にせよ、あまりにも彼の情報は少なすぎる。ここまで徹底しているとある意味ミステリアスな存在ともいえるが、きっと多くの瀬田一郎ファンはやきもきしているはずである。ファンであれば、今現在彼が何を考え、そしてこれから何処を目指し歩んでいくのか?というのは自分のことのように気になるところだ。
 そこで今回のインタビューでは、そんなミステリアスな瀬田一郎氏に、ファッションデザインとの出会いから世界への足がかりとなった『ENKAMANIA』でのエピソード、また今後のヴィジョン、そして自らを『服職人』と呼ぶ理由など、自己分析を含め徹底的に語ってもらった。
(取材・文:松田秀人)

setaichiro

URL:http://www.sidea.co.jp/

 

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『江ノ電』各駅下車〜全駅周辺散策


投稿:2009.07.29
【神奈川エリア】 【首都圏エリア】 【レジャー】 【観光スポット】 【ドライブ・散策】 【マニアック】 【地域】 【カルチャー】 【その他】

「古都鎌倉と湘南江の島を走り続けて100余年」〜『江ノ電』全15駅とその周辺のみどころを紹介。

『江ノ電』各駅下車〜全駅周辺散策

 現在私が暮らしている宮崎県北部にも、数年前までは『TR高千穂鉄道』というローカル線が走っていた。しかし平成17年の台風14号がもたらした暴風雨により線路が寸断され、その影響から全面廃線となってしまった……。九州の中央部から日向灘に注ぐ美しい『五ヶ瀬川』に沿って走るルートには、神話の里『高千穂町』をはじめ、水面からの高さが東洋一を誇る『高千穂鉄橋』や、駅構内に温泉がある『日之影温泉駅』など、山深い宮崎県北部の大自然を満喫できることから、地元の人々だけでなく多くの観光客からも愛されていた。それだけに、もう二度とその姿を見る事ができないのはとても残念である。
 一方、私の生まれ故郷である神奈川県にも、全国にたくさんのファンを持つ『江ノ電』が走っている。どこまでも続く青い水平線と、個性的でお洒落な民家や店舗の壁、さらに歴史的建造物が点在する街並みをゆっくりと走り抜ける『江ノ電』の車窓からの風景は、目の前にそびえる切り立った峡谷と深い森の緑の中を走っていた『旧TR高千穂鉄道』とはまったく正反対である。
 古都『鎌倉』から「日本百景」に指定されている『江の島』を経由し、『藤沢』まで湘南海岸に沿って全長10kmの区間を34分間かけて走る『江ノ電』の歴史は「開業1902年(明治35年)」と古く、沿線には『江ノ島』をはじめ、『由比ヶ浜』『稲村ヶ崎』『七里ゲ浜』『鵠沼』といった人気の海水浴場があることから、シーズン中は非常に賑わっている。
『江ノ電』各駅下車〜全駅周辺散策・江ノ島からの風景『江ノ電』各駅下車〜全駅周辺散策・極楽寺駅

 そこで今回の『旅レポ』では、「江ノ電の事をよく知らない」という九州地方の方にも、私の故郷神奈川県が誇る『江ノ電』を知ってもらいたいと考え、できれば「関東方面に足を運ばれたさいには、ぜひ乗車していただき、横浜の港とは一味ちがう美しい神奈川の風景を満喫していただきたい」という想いを込めて『江ノ電各駅下車〜全駅周辺散策』なるレポートを作成した。
 距離的には『旧TR高千穂鉄道』の延岡-高千穂間50.0kmに比べ、『江ノ電』の鎌倉-藤沢間10kmは確かに短いかも知れないが、その道中の内容は宮崎の大自然に負けず劣らず、バラエティ豊かで面白い。たとえば民家の壁をかすめるように走っていたかと思えば、湘南海岸と平行して走ってみたり、一部の区間などは路面電車のように、街中の道路の真ん中を自動車と並んで走ったりもし、『江ノ電』ならではの風景が随所に見られる。特に『稲村ヶ崎駅』から『鎌倉高校前駅』(下画像参照)までの海沿いを走る区間の眺めは素晴らしい。
(取材・文:松田秀人)

江ノ島電鉄株式会社

→時刻表、運賃・料金、車両図鑑、イベント情報、その他
URL:http://www.enoden.co.jp/

社団法人鎌倉市観光協会

→鎌倉最新情報、グルメ、宿泊、ショッピング、駐車場等
URL:http://kamakura-info.jp/

藤沢市観光課・社団法人藤沢市観光協会(江の島観光案内所)

→湘南・江ノ島最新情報、グルメ、宿泊、ショッピング、駐車場等
URL:http://www.fujisawa-kanko.jp/

 

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カリスマ足つぼ師『Matty』


投稿:2009.06.04
【東京エリア】 【ショップ】 【美容・健康】 【インタビュー】 【カルチャー】 【学ぶ】 【アーティスト・著名人】

自分の足は自分で守る!それがいつまでも美しく健康的に生きるコツ。

カリスマ足つぼ師 Mattyカリスマ足つぼ師 Matty

本場台湾にて足部反射区を学び、台湾式をベースに世界各国のフットケアを盛り込み、健康な足・美脚を追求し『足健痩身術』(通称 Matty式 足ツボ)を作り上げた、足のスペシャリストMatty(マティ)さん。
 足ツボ歴18年の彼女が、研究を重ね練りあげた『 Matty式』とよばれる独自のスタイルは、自分の足と真剣に向き合う人々から大きな信頼を得ている。現在は女優・俳優・ミュージシャンなど数々の有名人を顧客に持ち、予約困難なカリスマ足ツボ師として広く全国に知られている。

カリスマ足つぼ師 Matty・Matty式 足ツボ10分解毒マッサージカリスマ足つぼ師 Matty・Matty式足ツボ症状別7日間プログラム

「自分の足は自分で守る!それがいつまでも美しく健康的に生きるコツ」とエネルギッシュな笑顔で語るMattyさん。
 今回のロングインタビューでは、そんな彼女に、足ツボとの出会いをはじめ、Matty式足ツボへ至るまでの過程や想い、そして現代人が抱える足のトラブルなど、様々なエピソードを交え詳しく語ってもらった。
(取材・文:松田秀人)

カリスマ足つぼ師 Matty

URL:http://matty830.exblog.jp/
著書(左):『Matty式 足ツボ10分解毒マッサージ』(ワニブックス)
著書(右):『Matty式足ツボ症状別7日間プログラム』(ワニブックス)

 

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ファームカノン


投稿:2009.02.18
【高千穂エリア】 【インタビュー】 【活動】 【地域】 【その他】

生命力あふれる「最高に美味い豚肉」を生み出す〜響きあう農場・farmcanon (ファームカノン) 栗山素幸さん

ファームカノン・栗山素幸

 五ヶ瀬町三ヶ所地区で農業(養豚農家)を営む、東京は「浅草」出身の栗山素幸さん(38歳)。南国宮崎とはいえ「日本最南端」に位置する『五ヶ瀬ハイランドスキー場』があることで知られる『五ヶ瀬町』の冬の寒さは厳しい。

 刺すような寒さが身にしみる2月の早朝。栗山さんは食欲旺盛な豚たちに餌を与え、午前中は堆肥作りや床の管理を入念に行い、様々な雑仕事をこなし、夕刻になるころ再び豚たちに餌を与える。どんなに寒い夜であっても、出産日には一晩中「つきっきり」で手助けをし、出荷日には前日から準備を整え、翌日は五ヶ瀬町から日向市にある「と畜場」を往復する。あと少しの辛抱で「春」が訪れるのだが、暖かくなれば畑仕事や田植え、草刈りの仕事が増える。農家の一日は忙しい。

 「養豚家と言われるのは抵抗があるんですよ!」と栗山さんは屈託なく笑う。『farmcanon (ファームカノン)』は、特殊な農場だ。一般的な養豚農家は通常、一千頭から一万頭を養い、月ごとの出荷頭数は数百頭という。それ以下は小規模といえるが、なんとファームカノンが養っているのは、わずか百頭ばかり。ちなみに月ごとの出荷頭数は多いときでも五、六頭だという……。その特殊性は、栗山さんの理想とする“響きあう農場”に起因する。その中で「最高に美味い豚肉」が生み出されていく。

ファームカノン・栗山素幸ファームカノン・栗山素幸

 浅草生まれの栗山さんが、なぜ便利な都会暮らしを捨て五ヶ瀬町で豚を育てているのか?そして『 farmcanon (ファームカノン)』が目指す“響きあう農場”とは?朝から夕方まで農場での仕事を追い、様々な話を聞いているうちに、栗山さんの挑戦がこの混迷の時代にあって「私たちに新たな道を示してくれるものではないか?」と感じられた。
(レポート:藤木テツロー)

farmcanon (ファームカノン)

住所:宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町三ヶ所11023
電話:0982-73-5488
URL:http://farmcanon.jp/

 

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その後の高千穂線〜全19駅めぐりの旅


投稿:2007.10.03
【高千穂エリア】 【延岡・日向エリア】 【特集・その他】 【観光スポット】 【ドライブ・散策】 【マニアック】 【地域】 【カルチャー】

平成17年の台風14号による被災の影響から廃線が決まった高千穂線(高千穂鉄道株式会社)。その後の各駅を散策しつつ「亀ヶ崎駅」「影待駅」に置かれた訪問者ノートに書き込みをした。

その後の高千穂線〜全駅めぐりの旅

 ところでみなさんは、平成17年の被災(台風14号)以前に高千穂線(高千穂鉄道株式会社)に乗ったことがありますか?五ヶ瀬川沿いを走り、峡谷を越え、大自然の中を駆け抜けるあの高千穂線です!なにを隠そう高千穂町在住の私は、子供のころから高千穂線に乗っていたのですが、ゆっくりと風景が楽しめる日中ではなく、不思議と真っ暗な夜に乗るのが好きでした。何故かといえば、それはまさにマンガ「銀河鉄道999」の世界だったからです。静かな暗闇の中を走る列車は、まるで宇宙を旅しているようであり、無人の駅におり立つ人々は宇宙を旅する異星人のように映りました。しかし残念ながら被災から2年が過ぎた現在、私が好きだった高千穂線沿線の駅や線路には雑草がいっぱいで、中には、ホームまでたどり着くのが困難なところもあります。たとえば「亀ヶ崎駅」「影待駅」がそれにあたるのですが、雑草をかき分け、ただでさえ急な坂道を足場を確保しつつ歩を進めなければホームにたどりつかないのです。子どもの頃のように「夜が楽しい」なんて言ってる場合ではありません……。

その後の高千穂線〜全駅めぐりの旅その後の高千穂線〜全駅めぐりの旅

 でも、そんな両駅には訪問者ノートが設けられ、雨風で劣化しないよう、きちんとビニール製のケースに入れられベンチの上にそっと置かれていると聞きました。その駅に思いをよせ、どうにかたどりついた人達だけが手にする事ができるノートなのです。ただ私自身、噂は聞けども、実際にそのノートには触れたことがなかったので、できれば現地に行って、そのノートに書き込みがしたいと思っていました。なにせ何十年もお世話になった高千穂線ですから、訪問者ノートに名前を書き連ねておかねば、後から後悔しそうです・・・。そこで、その2冊のノートがある駅に行くついでに思い出深い高千穂線の現状を知るため「どうせなら全駅を見てみよう!」と思い立ち、パワナビの松田氏を誘い、『高千穂線・駅めぐりの旅』に出かけました。ちなみに延岡駅~高千穂駅間には19の駅があります。中には、荒れ果てた駅とは正反対に、今でもしっかりと人の手が入れられ、管理されている駅もありましたし、逆にやけに自然と同化し、馴染んでいる駅もありました(苦笑)。知っているようで知らない駅も多数あり、高千穂線は通っていなくとも、とても新鮮な旅となりました。今回は写真中心のレポートになっていますので、延岡駅から順番に「高千穂線・駅めぐりの旅」をお楽しみ下さい。
(撮影:松田秀人、藤木テツロー 文章:藤木テツロー)

高千穂線駅名 延岡→高千穂

(※マークはノートの駅)
延岡駅→西延岡駅→行縢駅→細見駅→日向岡元駅→吐合駅→曽木駅→川水流駅→上崎駅→早日渡駅→「※亀ヶ崎駅」→槇峰駅→日向八戸駅→吾味駅→日之影温泉駅→「※影待駅」→深角駅→天岩戸駅→高千穂駅

 

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五ヶ瀬川の畳堤(五ヶ瀬川の畳堤を守る会)


投稿:2006.06.27
【延岡・日向エリア】 【観光スポット】 【マニアック】 【活動】 【地域】 【カルチャー】 【文化】

「先人達の知恵を後世に!」かつての延岡市民の防災意識の高さをひもとくカギとなる五ヶ瀬川堤防の上にある、高さ60cm程度のコンクリートでできたアーチ状の物体『畳堤』の秘密をさぐる!

五ヶ瀬川の畳堤(畳堤を守る会)

 しかし雨の日が続きますね……。これから秋にかけては台風による災害の心配もしなければなりません。特に延岡市は河川が多いので、他地域よりも水害に対する防災意識を日頃より高めておかなければなりません。
 そこで今回は、水郷延岡の貴重な文化であり、水害との戦いの歴史を物語る貴重な資料として今も残る「畳堤」について詳しくレポートしてみました。
  ところでみなさんは「畳堤(たたみてい)」の存在をご存知ですか?延岡市川中地区付近の五ヶ瀬川堤防上にある、高さ60cm程度のコンクリートでできたアーチ状の物体(画像参照)のことを「たたみてい」と呼ぶのですが、それが北町あたりから船倉町に架かる五ヶ瀬橋より150mほど下流まで連なっています。遠くから見ると堤防の飾りか、手すりのようにも見えますが、今となっては、いったい何のために存在しているものなのか知らない方も少なくないと思われます。

五ヶ瀬川の畳堤(畳堤を守る会)五ヶ瀬川の畳堤(畳堤を守る会)

 実はこの「畳堤」は、過去において何度も水害に見舞われてきたこの地区の人々が「水害から身を守るため」に、昭和初期(推測)に設置したもので、中央にある隙間に畳を差し込み水の浸入を防いでいたのだそうです(水を吸収すると畳は強度を増すそうです)。
 ちなみに、全国でも「畳堤」と名のつくものは、延岡市の五ヶ瀬川、岐阜県の長良川、兵庫県の損保川でしか確認されておらず、中でも五ヶ瀬川の「畳堤」が“日本で最初”と推測されているそうです。私も「畳堤」の存在は話には聞いていたものの、その歴史や製作意図などを詳しく調べたことはありませんでしたので、今回の取材を機会に特に深く掘り下げてみました。
(レポート:松田秀人)

レポート協力及び参考資料提供「五ヶ瀬川の畳堤を守る会」

西本師子さん(五ヶ瀬川の畳堤を守る会会長)
参考:畳で街を守る(冊子)
発行・製作 : 国土交通省九州地方整備局延岡河川国道事務所
編集・製作 : 西本師子・五ヶ瀬川の畳堤を守る会・北町区

畳で街を守る【動画】

URL:http://www.pawanavi.com/?p=12286

 

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