プリンスアイスワールド2016 大分公演レポート
世界を舞台に活躍するスケーターの華麗な演舞で観客を魅了。J-POPSの名曲にのせて繰り広げる、スケーターとオーディエンスがシンクロする氷上のミュージックファンタジーで、大分と熊本に感動と笑顔の花を咲かせた。
6/11(土)、6/12(日)の2日間にわたり、大分県別府市に『プリンスアイスワールド』が初上陸。豪華で多彩なスケーター達による本格的なアイスショーは両日とも昼・夜の2部公演合計4回の公演行われ、10,000人を超える観客を魅了。4月に地震で被災した熊本県・大分県に笑顔と感動を届けた。
日本で唯一のプロフィギュアスケーターチーム「プリンスアイスワールドチーム」他、オリンピック金メダリストの荒川静香、プリンスアイスワールドには2年ぶりの出演となる髙橋大輔をはじめ、織田信成、安藤美姫、そして今年2016年世界ジュニア選手権で優勝の栄冠を手にした本田真凜選手など、プロスケーターや現役選手が出演。
今回のテーマが「J-POPS」であるということから、耳に馴染みのある名曲が多く使用され、フィギュアスケート観覧初心者にとっても親しみやすい校正となっており、流れてくる名曲とともに出演者とオーディエンスがシンクロするミュージックファンタジーの世界が広がった。
そして「別府初上陸」ということでアイスショーを初めて体感する観客も多いことから、ゲストアーティストによる生歌と氷上の舞とのコラボレーション、観客をリンク上に迎え入れる場面があるなど、会場全体を巻き込んで1つのショーケースをつくり上げる演出が印象的だった。
また、リラックス効果が得られる528Hzの響きを生かした演奏活動を行う「ACOON HIBINO」氏(科学的なアプローチで528Hzを活かした独自の作曲方法が高く評価され2015年第57回 日本レコード大賞企画賞を受賞)より別府への癒やしの音楽が制作され、場内BGMとして使用したことも大きな話題となった。(本人メッセージはレポート後記掲載)
6/10(金)には、「子どもたちに笑顔を」をテーマに、大分スケート連盟と主催者が中心となり、荒川静香、髙橋大輔、安藤美姫、織田信成といった豪華な出演スケーターの協力を得て「チャリティ キッズスケート教室」が開催され、大分だけでなく熊本からも27名のキッズスケーターが参加し、子どもたちに笑顔の花を咲かせただけでなく、未来への大きな夢と希望を与えた。
さらに、プリンスアイスワールドの大きな特色のひとつで、終演後にゲストやキャストへ直接花束を渡すことが出来る「ふれあいタイム」では、観客のリクエストに応じてポーズを決めたり、ファンと会話を交わすなどのサービスも満点だった。
※今回のレポートは11日(土)昼夜公演をまとめたものとなります。
会場
別府B-CONプラザ
開催日
2016年6月11日・12日
出演
〈レギュラー出演者 〉
荒川静香/本田武史/プリンスアイスワールドチーム
〈ゲストスケーター 〉
髙橋大輔/織田信成/安藤美姫/今井遥/本郷理華/本田真凜/川原星
〈ゲストアーティスト〉
Ms.OOJA
構成・演出
今村ねずみ
主催・共催
プリンスアイスワールド2016大分公演実行委員会 / 大分合同新聞社/OAB大分朝日放送
企画制作
株式会社プリンスホテル / 株式会社GAKUONユニティ・フェイス