全国的に有名な宮崎県北のロッククライミングスポット「比叡山」。そして断崖絶壁を余裕の表情でのぼっているのは、ロッククライミング歴55年、75歳にして現役の三澤澄男さん（NPO法人ひむか感動体験ワールド「ノベ☆スタ」）です。
ちなみに画像は本日「比叡山」（延岡市）で撮影した三澤さんのクライミング風景です。

今でこそ宮崎県北地区は、全国有数のスポットしてクライマー達の間ではお馴染みとなっていますが、実は、宮崎県北の岩場のクライミングルートを何十年もかけてコツコツと開拓し、全国に広めていったのは、三澤さんを中心としたグループなんだそうです。当時の仲間達が次々とリタイアする中、75歳になった今でも、三澤さんは元気にクライミングを続けられています。これまでにも、日本アルプス、ヨーロッパアルプス、ヒマラヤ等、世界に名だたる山々にチャレンジしてこられたそうですが、近々ヨーロッパ方面の山に行かれる計画があるそうです。

今日の撮影時も、ちょっと手こずっている若手クライマーの横を、ついでとばかりに、岩に生えた雑草をむしりながらスルスルと追い抜く場面を目の当たりにしましたが、その若手クライマーが、信じられないといった面持ちで、三澤さんを見上げ、思わず「カッコイイですね！」と声をかけているのが印象的でした。

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