キッチンウスダ やまカフェ
東京から移住して20年。中九州における「田舎カフェ」の先駆け的存在のお店として、「この土地だからこそ生まれる体に安全な美味しいパン」を基本コンセプトに、オーガニック素材を使用した、安心で美味しい自家製天然酵母パンと、パンにぴったりのカフェメニューを、心安らぐ空間とともに提供☆
大分・熊本・宮崎県北を中心とした中九州エリアでは、近年、Iターン・Uターン者が営む『田舎カフェ』が多く見られるようになり、様々なメディアでも話題となっています。そこで今回のグルメレポートでは、そんな中九州エリアにおける「田舎カフェ」の先駆者的存在である臼田さんご夫妻が営む『キッチンウスダ やまカフェ』をご紹介します。
もともと東京の銘店でブーランジェ(パン職人)やパティシエとして活躍していた臼田さんご夫妻が、大分県豊後大野市緒方町に移住されたのが約20年前。中心市街地から車で数十分離れれば、まさに「人里離れた」という表現がぴったりの小さな農村地帯が点在する山間にお気に入りの物件を見つけ、コツコツと手作業でリノベーションし造りあげたのがこのお店なのです!
「この土地だからこそ生まれる体に安全な美味しいパン」を基本コンセプトに、九州を中心とした国産小麦・自然塩・自家製の天然酵母・きび砂糖・湧き水・オーガニック食品などの厳選された素材を使用し、パンをはじめ、カフェメニュー等をつくっているそうですが、臼田オーナーいわく「特にこだわりだとか義務感から、そうした素材を使用しているのではなく、自分としては、ごく当たり前のこととして、地球環境により近いものを集めただけなんです」だそうで、その厳選素材や旬の食材を使ったパンやカフェメニュー、そして店舗空間を合わせ、全てにおいて臼田さんご夫妻のエコロジカルな信念が息づいており、そんなライフスタイルに共感した多くの方々が全国から足を運んでいます。
ちなみにレポートの後半には、臼田さんご夫妻へのインタビューと合わせ、こちらの店舗から車で約30分程度の竹田市にある、キッチンウスダ系列の店舗『かどぱん』もご紹介していますので、ぜひ最後までごらんください☆
(レポート:中本望美)
キッチンウスダ やまカフェ
住所:大分県豊後大野市緒方町平石2433
電話:0974-42-4128
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月・火
URL:http://www.kitchen-usuda.com/
かどぱん
住所:大分県竹田市竹田2624-1
電話:0974-62-3714
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月・火
URL:http://www.kitchen-usuda.com/
店舗までの道案内☆
延岡市から国道326号線で大分方面へ向かい、途中三重町から国道502号線で竹田市方面へ向かいます。
▲途中に『道の駅きよかわ』があります!
▲緒方町に入ってしばらくすると、『原尻の滝』手前で画像右上の看板が見えます。
▲『三郎大橋北』交差点を左折します。
※竹田市方面からは右折になります。(画像右上)
▲道なりに5分ほど進むと、途中にガードレールのある交差点に差し掛かりますが、ここは直進します。
▲直進してさらに数分ほど進むと、ガードレールのある大きな交差点に差し掛かります。ここを”右折”です。右上のような看板があります!
▲右折して100mほど進み、”平石橋” を左折します。交差点中央に小さな看板がありますので、そちらを目印にしてください。
橋を渡って約1kmほど進むと、右手に白い建物『キッチンウスダ やまカフェ』があります。
周辺マップ☆
周辺情報☆
三郎大橋北交差点のすぐ近くには観光スポット『原尻の滝』があります。お出かけの際にはぜひお立ち寄りください☆
店舗紹介〜田園風景に佇む手作りの店舗☆
やさしい素材感が印象的な店舗外観。建物自体が周囲の風景にしっかりと溶け込み、耳をすませば、鳥や虫達のささやきが静かな田園風景に響き、とてもお穏やかな空間が広がっています。
おとぎ話に出てくるかのような木々や草花が咲き誇る小道を上がると、敷地に木造の扉、外の光が差し込むテラス、カフェスペースが現れます。
上の画像の向かって左側がパン工房、そして右側がカフェスペースとなっています。ちなみに、家屋のリノベーション、増設したカフェの店舗デザイン、内装やインテリアデザイン等、全てオーナーの臼田 朗(あきら)さんご自身が手掛けたものなのだそう!移住当初は廃墟に近かったというからびっくりです。
木の扉をあけると、小麦のほっこりした柔らかい香りが漂ってきます。国内産の小麦、自家製酵母、自然塩、ノンホモ牛乳、きび砂糖など、素材のひとつひとつを丁寧に厳選して、伝統的なヨーロッパの製法で造られた体に優しいパンが多種多様にそろい、可愛らしくディスプレイされています。
店内にならぶ、自然に近い素材で造られたヨーロッパ製法の本格的なパンは、東京の銘店でブーランジェ(パン職人)をしていた頃の経験を活かしつつ、土地の自然が育んだ素材を使用し、試行錯誤の上に生まれた、地元の自然の恵みがたっぷりと詰まった、ここでしか味わうことのできないものです。
おすすめパン紹介☆
数々のパンの中から、取材日おすすめのパンをご紹介します☆
ひまわり 340円
▲オーガニックのひまわりの種を使用した全粒粉入で粉の香りが豊かな食卓パン。ひまわりの”ぷちぷち”とした食感が特徴的。
田舎パン 300円
▲国産小麦・潮・酵母のみで焼き上げた、粉の風味がダイレクトに味わうことができる素朴なスタイル。スライスしてチーズやオリーブオイル等と合わせたり、サンドイッチにもおすすめ。
みるくるみ 160円
▲牛乳のみで練ったほんのり甘みのあるソフトな生地に、オーガニックのクルミのアクセント。クルミを噛み締めた時のコクや甘みと香ばしさが、しっとりした生地とのバランスが絶妙!
チーズフランス (小)160円 (大)280円
▲カルシウムを多く含むチーズをたっぷり入れた食べごたえのあるフランスパン。食事パンとしてだけでなく、おやつとしてもおすすめ!軽く温めるとさらに美味しさが増します☆
いちぢく 360円
▲オーガニックのドライいちぢくを全粒粉入の生地に織り交ぜた、シュガー・卵・油不使用のハード系パン。いちぢくの甘酸っぱさとプチプチ食感が楽しい!
オリビエ 200円
▲細長い三日月状のフランスパンに、アンチョビ入りのグリーンオリーブが丸ごとコロコロ詰まった食事系パン。ワインとの相性もぴったりですよ!
まっちゃクリーム(手前) 160円
▲福岡県星野村の抹茶を使用したやさしい甘さの自家製クリームが詰まった可愛らしいキューブ型。口の中に初夏の香りが漂います。
キャラメル・クリーム(手前) 180円
▲甘さ控えめの自家製キャラメルクリームを使用したキューブ型パン。コーヒーや紅茶との相性が抜群です!
スコーン
オープン当初から大人気のスコーンシリーズから、この日のおすすめをピックアップ♪
▲(手前)クルミ&レーズン 130円
サクッとした生地にオーガニックのクルミとレーズンがギュッと詰まっています。甘さ控えめでいくつでも食べられそう!
▲(中央)豆乳スコーン 180円
バターも牛乳も使用しない、全粒粉入のヘルシースコーン!サクサクした食感に国産小麦本来の甘みがしっかり感じられます☆
▲(奥) チョコチップ 130円
英国ティータイムでは定番の上質なチョコチップをふんだんに使用。生地の甘さが控えめなので、大人っぽい仕上がりになっています!
カフェスペース『やまカフェ』
・ランチタイム 11:30〜14:30頃
・カフェタイム 15:00〜17:00
前にお伝えしたように、こちらのカフェスペースは臼田オーナーご自身がデザインされたもの!ほとんど自分たちで建てているというのだから驚きです。
照明や椅子などのインテリアはオーナーご自身が集めたヨーロッパアンティーク。そして地元の廃材などを再利用して思い描く空間を演出しているのだそうです。
テラスは1年を通して開放されており、大自然の息吹と太陽の光を体いっぱいに感じることが出来ます。特に春から秋にかけて、外で過ごしやすい季節がおすすめですよ!
おすすめカフェメニュー紹介☆
キッチンウスダの焼き菓子やカフェメニューを担当するのは、奥様の臼田成美さん。素材は無農薬の旬な野菜を使用し、自然に近い調味料で造られた体に優しいヘルシーなメニュー構成になっており、体を細胞レベルから元気にしてくれそうです。「自分の子どもたちには、体に安全で美味しいものを食べさせたい!それと同じ気持でお客様の事を考えメニューづくりをしています」と成美さん。お料理からは、健康だけでなく、彩りから風味などの細部に至るまでセンスの良さが感じられます!
季節のランチプレート(パン・グリーンサラダセット) 1,000円
(+300円でコーヒー付き)
そら豆のスパニッシュオムレツ
▲この日のメインは、そら豆がゴロゴロと詰まったスパニッシュオムレツ。無着色ベーコンの旨みが染み込み、採れたてのパプリカ、新玉ねぎなどの野菜の甘さがしっかり生きています。トマトの酸味が効いた自家製トマトソースとの相性の良さに感動します!
ごぼうのポタージュ
▲旬の春ごぼうをポタージュにし、ピンクペッパーをトッピングしたオシャレなごちそうスープ!ひと口飲むだけで、大地の香りとオリーブオイルの爽やかな香りが通りぬけ、体中に春の息吹が染みわたるようです☆
春野菜のマリネ
▲採れたての絹さや、ふき、新玉ねぎ、アスパラなど、豊富な種類の旬野菜マリネ。ほんのり甘く、さらっとした酸味が特徴の自家製マリネソースが絶品です!
パン数種
▲キッチンウスダが造るその日のおすすめパンが約6〜8種ほど詰まった贅沢なかごもり!あれもコレも食べたいパン好きにはたまりません☆
グリーンサラダ
▲地元で採れた無農薬ベビーリーフの山盛りサラダ。自家製ドレッシングでいただきます☆
その他のランチメニュー
・サンドイッチプレート 700円
・特製ピザ 700円
・KID’sプレート 550円
Cafe menu(15:00〜)
・キャラメルフレンチトースト 560円
・山カフェ風メープルトースト 600円
Hot Drink
・コーヒー 400円
・カフェオレ 500円
・カフェモカ 530円
・穀物コーヒー 450円
・穀物カフェオレ 500円
・紅茶 400円
・ロイヤルミルクティー 480円
・チャイ 500円
・ココア 530円 など
Ice Drink
・アイスコーヒー 500円
・アイスカフェオレ 550円
・アイスティー 500円
・アイスチャイ 550円
・ペア(洋梨)サイダー 400円
・ジンジャーエール 350円
・フレンチベリーレモネード 450円
・フレンチレモネード 450円 など
KID’s Drink
・りんご・みかん・牛乳・豆乳・しそ・ホットココア 各100円
インタビュー 臼田朗さん・成美さんご夫妻☆
東京生まれ、東京育ちの2人が田舎の生活にあこがれて移住し約20年。パンを造るために移住したのではなく、この土地でしか出来ないエコロジカルな生活経験を通した、自分たちのライフスタイルの表現のひとつがパンづくりなのです。
▲オーナー臼田 朗(あきら)さん(パン製造・運営)、成美さん(パティシエ・カフェ担当)ご夫妻
Q:こちらに移住して来られたのはいつですか。
朗さん:「かれこれ20年経ちますかね……。それまで二人とも銀座のベーカリーやショップで働いていました」
Q:なぜ九州の山奥に?
朗さん:「銀座で働いている時は、もちろんやりがいはありましたが、あまりの忙しさに”人間らしさ”が感じられるものではありませんでした。”人間らしい”というキーワードが頭から離れず、もともと自然が大好きなこともあり、いずれ田舎で暮らしたいと常々思っていたのですが、そうこうしているうちに、同じ将来を思い描くパートナーと出会い、そして結婚を機に移住を決めました。最初は東京から近い田舎への移住も考えたりしたのですが、たまたま知人を尋ねこの地に訪れた時に、まわりにまったく住宅らしきものがない山の中にポツリと建っていたこの家に、何故だか直感で惹かれてしまい……。それからすぐに決めましたよ(笑)」
Q:移住してすぐの感想は?
朗さん:「それはそれは大変でしたね(笑)空き家だったのですが、人が住める状態ではなかったし、トイレもお風呂もない。まずは住める状態にする事が一番の仕事でした。移住当初はお金も生活基盤もなかったので、二人ともアルバイトをしながら生計を立てて、全部自分たちでコツコツと手づくりしました。もちろん作業は大変でしたけど、そうした苦労もどこか人間らしく思え、悪い気はまったくしませんでしたね……。どちらかといえば、自分の好きなようにデザインできて楽しかったというのが本音です(笑)」
Q:パン屋を視野に入れての移住だったのですか。
朗さん:「まあそれしか出来ないから、パン屋をするしかないとは思っていましたが(笑)。でも田舎でパン屋をオープンさせたかったから移住したのではなく、あくまでも生活の一部にパンがあり、そのパンは都会で造られたものではなく、たとえば生活の基板を農業とし、この地に流れる自然の本質を表現するものとして、パンを思い描いていました。ラッキーな事にとても好立地の田んぼが借りられたので、一家で田植えをしてお米を育てています。だから半分農家、半分パン屋です」
Q:地域の方々との繋がりはどのようにして持たれたのですか。
成美さん:「この土地に生活拠点を置いた時点で、地域のお祭りや行事には積極的に参加させてもらいました。やっぱり、地域の方と協力してお互いに助けあうことが、田舎で生き抜く方法だと思いますから」
Q:地域の方やお客さんの反応は?
成美さん:「オープン当初は『硬すぎる』や『味が分からない』など、本当に心が折れてしまうような反応が多かったのは確かですよ……。以前暮らしていた首都圏では、日常的に食卓にパンが並ぶことも多かったし、そんなことから当然パン通の方々もいて、ハード系等など様々なパンに興味を持っていただく環境がありましたが、やはりこちらは市販されるソフトな白いパンが主流でしたし、パンの位置づけそのものが、食事というより”おやつ”的な感覚が色濃く、文化や生活の違いに戸惑うことがありました。でもそんなところだからこそ、おやつではない『食卓パン』を提案していきたかったんです。正直言って、あまりにも心が折れてしまい、一時はいかにも地元ウケしそうなパンに転向しようと考えたこともありました……。しかし、ありがたいことに、Uターンや帰省した方々が、ウスダならではのパンを評価してくれたおかげで、徐々に地元にも浸透していき、逆輸入的なイメージの価値観が広がり、どうにか初心を貫くことができました(笑)」
Q:東京の銘店のパンとはどのような違いがあるのですか。
朗さん:「あたり前のことかもしれませんが、やはり大きな違いは”素材”です。東京でつくるパンは精密機械のようにきっちりとした、完成度の高い伝統的なヨーロッパ製法のハード系パンでした。もちろんキッチンウスダのパンは、東京で培った技術を活かしていますが、自分たちのライフスタイルから生まれる、ここでしか味わえない、地元の自然の恵みが詰まったパンを造りたいと考えた時、どうしても素材はより自然なものでなければならないという事にたどり着くわけです……。便利だからといって人工物を入れてしまうと、自然物との相性が悪くて、自分が持つ味のイメージとは離れてしまいます。自然の中に”無駄”があれば、どうしてもそこに引っ掛かりができてしまい違和感が生まれるんですよ……。だから酵母も独学で何度も起こして良い物を育て、塩も水も仕込み時間も全て素材と対話しながら、余計なものは排除してパンを造りあげました」
Q:パン屋からスタートし、その後『やまカフェ』ができたのはいつですか。
成美さん:「パン屋のちょうど半分の9年目になります。『やまカフェ』は外の空気が優しく流れ込み、太陽の光りとランプの光、アンティークインテリアのコントラストが心地よい空間を意識してオーナーがデザインしました。メニューは、地元の無農薬野菜を使って、体に安心で美味しくて喜ばれる内容を心がけています。ここにきて、コーヒーを片手に長時間すごされている姿を見ると嬉しくなります。文明的機器がままならない非日常的空間に浸ることで、自分自身の心のバランスを保っているのかな?なんて感じています」
Q:移住して約20年程たちますが、移住当初とくらべて現在はどのように感じていますか。
朗さん:「以前も今も代わりませんが、ここにいるからできること、ここでしか出来ないことを楽しんでいます。山から水をひいて子どもと一緒に米をつくり、朝起きた時の清々しい空気を体一杯に取り込んで、パンやお菓子を焼く。パンやカフェの数字を追いかけるのではなく、『人間としての豊かさとは何か?』を考えた時に、自然と体が動いたことが今につながっています」
Q:竹田市に在る系列店舗『かどぱん』(後記レポート参照)について教えて下さい。
成美さん:「かどぱんは昨年6月にオープンしました。こちらの店舗もオーナー自身のデザインですが、『キッチンウスダ やまカフェ』とは真逆でとてもシンプルなデザインのお店です。インテリアや雑貨は極力少なく、余計なモノは置かず、店舗の中でパンが一番強い『色』になるようにしました。基本となる商品は同じですが、『かどぱん』はパンペルデュを中心に展開したいと思っています」
Q:オープンしようと思ったきっかけは?
朗さん:「2年前に”竹田竹楽”というイベントに関わりました。そのイベントのキーマンで、竹田市にいるアーティストの代表的な存在である書家の草刈氏と出会いました。彼がウスダに深く興味をもっていただき、”竹田市でウスダを表現してほしい”と、出店を熱望してくれたことがきっかけです。これも大きな縁だと考え、思い切って出店しました。『かどぱん』の空間は、草刈氏のテイストも入っているんです」
Q:これからの目標があれば教えて下さい
朗さん:「これからの展望はたくさんあって、今は無理なくそこに向かって進んでいると実感しています。いずれは敷地にロッジハウスのようなものを建ててみたいと思っています。あと、趣味のフライフィッシングを楽しんだり、またお菓子の稼働もあげていきたいし、農業もしっかりやりたいです。ハードワークですが、田舎に暮らすからできることが本当に楽しい。ひとつひとつがつながって、今とこれからが繋がるストーリーを大切にして、『ここならでは』の付加価値や魅力をもっともっと表現し、地元の方や多くの人に刺激を与えられる存在でありたいです」
お忙しい中、ありがとうございました。
それでは、この後はインタビューで伺ったキッチンウスダの系列店舗『かどぱん』をご紹介します☆
竹田市『かどぱん』へ☆
『キッチンウスダ やまカフェ』からスピンオフし、竹田市に一年前にオープンした『かどぱん』へ。毎朝『キッチンウスダ』で焼き上げたパンが運ばれます。
かどぱん
住所:大分県竹田市竹田2624-1
電話:0974-62-3714
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月・火
URL:http://www.kitchen-usuda.com/
緒方町方面から「かどぱん」への道案内☆
キッチンウスダから国道502号線までもどり、竹田市へ。竹田市街へ進みます。
中心市街地の交差点を右折しますが(画像右上)、交差点名が表記されていないので、周辺建造物でご確認下さい。
廣瀬神社のそばにあるトンネルを抜けてすぐにある十字路の角に『かどぱん』があります。
周辺マップ☆
店舗紹介☆
交差点の角にあるから『かどぱん』と名付けられたという、覚えやすい響きと柔らかでおしゃれなひらがなロゴが心象的。「キッチンウスダの雰囲気とは真逆で、引き算のようなデザインを意識した」と臼田 朗オーナー。
シルバーとむき出しのコンクリート、シンプルなライトインテリアなどで創られた現代的なアート空間は、遊び心たっぷりで、「アートの街竹田市」のイメージとマッチしています。
店内には、『キッチンウスダ』のパンだけでなく、ウスダのパンをベースにしたバリエーション豊富なパンペルデュ(フレンチトースト)を中心に、『かどぱん』に訪れる方のニーズに合わせて、オリジナルのサンドイッチや、クロックムッシュなど、調理系パンも多く並んでいるのが特徴です。
▲(左)天然酵母パンサンド タンドリーチキンと春野菜マリネ 230円
▲(右)ミルクハースサンド スモークチキン 220円
田舎パンやミルクハースを使用したオリジナルサンドイッチ。野菜や具材がたっぷりなのにリーズナブルな設定で、できたそばからすぐに完売してしまう人気商品。
▲ベーコンエピ 280円
フランスパン生地に、無添加ベーコンと粒マスタードを合わせた食事パン。咬めば咬むほど旨みが増します。
▲ラスク 250円
九州産の小麦で作ったフランスパンのラスク。サクサクした食感の中に広がる程よい甘さと香ばしさが人気!
店内には、イートインスペースがあり、購入したパンをその場で食べることも可能。また、キッチンウスダとはまた違ったカフェメニューが営業時間内中いつでもオーダーすることが可能です。
イートインスペースは、シンプルなカウンターと上品に飾られたインテリアのみで、とても静かな空間。好みの食事・ドリンクを目の前に、雑誌や本などを読みながら、自分の時間に浸ることができます。
イートインスペース 人気メニュー紹介☆
営業時間内ならいつでもオーダー可能なメニューのおすすめは、『かどぱん』でも特にチカラを入れている『パンペルデュ』!販売スペースにもパンペルデュがありますが、こちらのイートインスペースでオーダーするものは、かなり厚切りしたパンを使用するので超ビッグサイズ☆友人たちと取り分けながら食べるのも良さそうです♪
▲特に目を引いた、臼田オーナーが撮り下ろした画像と文字組がまるでカフェ雑誌のような、おしゃれなメニュー表!
パンペルデュ メープルソース(コーヒーセット) 750円
▲大きな白いプレートいっぱいになるほどの大きな厚切りのパンを、卵・牛乳などの厳選した素材の液に丸一日浸して焼き上げ、さらにメープルシロップをたっぷりとかけた、極上のパンペルデュ(フレンチトースト)!外は上質バターでパリっと香ばしく焼き上げられ、中は熱々でふわふわ状態に仕上がっており、フォークからトロッとこぼれ落ちそうになります。
コーヒーには耶馬溪の山深い場所で作られる『豆岳珈琲』を使用。注文が入った時に豆を挽いて淹れるので、店内中にホッと落ち着く豊かな香りが漂います☆
その他の人気メニュー
季節のsoup lunch(スープランチ)パン・サラダセット 700円
(コーヒーセット900円)
▲旬の素材をふんだんに使用して、丁寧に仕上げた体に優しいスープと、『かどぱん』のパンが数種にサラダがセットに成ったランチメニュー。体を芯から元気にしてくれるヘルシーセットです。
Pizza Toast(ピザトースト) 650円
(コーヒーセット850円)
▲自家製のトマトソース、モッツアレラチーズたっぷりトッピングし、とろ〜り焼き上げたピザトースト。チーズの香ばしさに包まれながら、トロッとしたチーズとふかふかのパンの食感が小気味よく口の中に広がります。
Drink menu
Hotメニュー
・コーヒー 450円
・カフェオレ 550円
・オーガニックダージリン紅茶 450円
・ミルクティー 550円
・チャイ 500円
Iceメニュー
・アイスコーヒー 550円
・アイスカフェオレ 600円
・アイスティー 550円
・アイスチャイ 550円
・ジンジャーエール 400円
・グレープサイダー 400円
・ペア(洋梨)サイダー 400円
▲スタッフ・草刈裕子さん
「ひとつひとつ丁寧に作らせていただいています。『かどぱん』は食とアートを織り成した、竹田市にとって新しい取り組みのひとつです。かどぱんの空間で、ぜひゆっくりとお過ごしください」
お忙しい中、ありがとうございました!