競馬”G1″予想 – 2012 -『阪神ジュベナイルF』
パワナビ松田の予想
◎アユサン
○サンブルエミューズ
▲サウンドリアーナ
△コレクターアイテム
☆ディアマイベイビー
新設重賞のアルテミスSを勝ったコレクターアイテムに対し、出負けの影響もあり、道中後方三番手ながら大外をまわり、直線で一気で1/2まで詰め寄ったアユサンの瞬発力に期待!特にこの時期の馬は器用に立ち回れることが少ないことから、結果ごちゃついてしまうようなことになるよりは、先行できるスピードとか、末脚だとか、なにか決め手があったほうが騎手もわりきって勝負しやすい。今回は大外枠だが、スムーズに出てゆったりと外をまわって脚をため、最後の3ハロンにかければ見せ場はあるはず!
対抗も、やはりアユサン同様に決め手をもっているサンブルエミューズとする。実は岩田騎手から乗り換わりがなければこちらを本命にしようかと考えていたのだが、津村騎手へバトンタッチがあったため、やむを得ず評価を対抗に落とした。まあ、ここは津村騎手にとってG1勝利への大きなチャンスだから頑張ってほしい気持ちもあるのだが……。
三番手は、前走のファンタジーS時と同様、デムーロ騎手鞍上のサウンドリアーナ。確かにマイル戦では3着、7着と結果を残せていないが、負けた新潟2歳Sは勝ち馬がレコードで0.1秒差、ファンタジーSでは1:20.8の好タイムと数字は残している。距離云々言われるが、デムーロ騎手であれば今回も期待できる。
あとはアルテミスSで上手くインから抜け出し勝利したコレクターアイテムと、折り合いさえつけば、うまく自分のペースで逃げられそうなディアマイベイビーまでが馬券対象。
パワスポ黒田の予想
◎プリンセスジャック
○サンブルエミューズ
▲トーセンレディ
△サウンドアリーナ
☆コレクターアイテム
◎はプリンセスジャック。母ゴールデンジャックは外国産馬がクラッシックに出れない時代に持ち込みという形で受胎した牝馬を国内で出産させ生まれた。この馬や同じような形で日本に輸入されたアフリート産駒の馬体がよく、競走成績も良かったため、後に父も日本に輸入されリーディング上位も記録、産駒ではプリモ ディーネ、スターリングローズなどを輩出。アメリカの名種牡馬ミスタープロスペクターの後継種牡馬としてサンデーサイレンス系全盛の今の時代も日本の血脈の中に残り続けている。
そんな母ゴールデンジャックはG1を勝てなかった。強烈な末脚をもっていたがやはりあまりにも極端なレースが多く届かないことが多かった。しかも当時は芝の状態も悪く開催終盤になるとデコボコの馬場が目立っていた。テレビの画面ではわからなかったが、当時G1の撮影で馬場に入ったりすると白い靴に緑の色がつき芝のはげた穴ぼこで躓くなんてこともあった。
しかし時代は変わり馬場は高速になったが芝の状態も格段と良くなった。兄サイドワインダーも勝てなかったG1の舞台、ただ競馬に夢やロマンを求めるならそろそろこの馬の産駒が後方一気の派手なレースでG1を勝つ姿を見てみたいと思う。またこの馬に流れるサンデーサイレンス、ノーザンテースト、ミスタープロスペクター、ダンジグ、そしてスカーレット一族と日本を代表するエリートの血の力 に期待したい。
2番手は同じくダイワメジャー産駒で母もG1勝ちのスティンガーのサンブルエミューズ。
3番手も母系にもなかなかの血統を持つトーセンレディ。
あとはデムーロのサウンドアリーナ、そろそろ一発ありそうな浜中のコレクターアイテムまでで勝負。